CLでドルトムントと対戦するバルセロナ photo/Getty Images

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バルセロナは14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節でバレンシア相手に5得点を奪って勝利を収めたが、大満足の勝利とは言い難い。このゲームでもバルセロナは2失点しており、開幕から4試合で未だにクリーンシートがないのだ。開幕4試合で7失点は満足できる数字ではないだろう。

不安視されるのは17日に迫るチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節ドルトムント戦だ。バルセロナはドルトムント、インテル、スラヴィア・プラハが同居する死のグループFに入っており、いきなり厄介な相手との対戦だ。

ドルトムントは強力攻撃陣を抱えるチームで、先日もレヴァークーゼンを4-0で粉砕。しかも今回は異様な空気で歓迎してくるドルトムントのホームにバルセロナが乗り込まなくてはならない。

ブンデスリーガ公式によると、ドルトムントMFアクセル・ヴィツェルもホームならバルセロナにも勝てるのではないかと自信を口にする。

「個人的にバルセロナとの対戦は初めてになる。バルセロナが相手だからタフなゲームになるだろう。だけど僕たちは信じ、ハードワークし、ブンデスリーガの試合のように準備してピッチで全てを出さないといけない。ホームならバルセロナを倒せると思う」

また、ドルトムントは4-0で勝利したレヴァークーゼン戦でポゼッション率が33%と低くなっていた。ボールをレヴァークーゼンに支配されたものの、カウンターアタックからでも違いを生み出せることを証明したのだ。バルセロナもボールを保持することになるだろうが、ドルトムントのカウンターには警戒する必要があるだろう。

ここまでクリーンシートがないバルセロナはドルトムントの攻撃を抑えられるのか。壮絶な打ち合いとなる可能性もあり、バルセロナが第1節を落としてしまうシナリオも考えられる。グループステージで実現するのがもったいないほどのカードで、絶対見逃すべきではない。

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