米Amazon、プライムデーのセールで価格誤表記?高級カメラをたった95ドル(約1万円)で大放出
Amazonが年に1度の特大イベントとしている割引セール、Amazon Prime Day。日本でももちろん開催され、お目当ての商品をゲットした人もいるのではないでしょうか。

しかしたくさんの注文が集中する大セールだけに、うっかりミスも出やすいのか、たとえば高額な商品があり得ない低価格で販売されてしまうということも過去にありました。そして今回も、何十万円もする高級カメラが、なんと94.50ドル(約1万円)という低価格で販売されてしまいました。fernir501と称する"バーゲンハンター"は、Amazonがソニーのミラーレス一眼 α6000パワーズームレンズキットが通常550ドル(約5万9000円)で販売されるところ、たったの94.50ドルで販売されていることに気づきました。そしてそれがサードパーティの販売者ではなく、Amazonが直接取り扱っているものであるところに驚いたと述べています。

しかしその頃、カメラを物色していた他の人たちもいくつかの高額なカメラがやはり94.50ドルで売られているのに気づき始めました。なかには、そんな激安案件を片っ端から探し出し、合計1万ドル(約107万円)相当の商品を900ドル(約9万7000円)ほどで購入できたと喜んでいる人もいたとのこと。

また、単体で1万3000ドル、日本国内価格では130万円ほどもするキヤノンの800mmの単焦点超望遠レンズ、EF800mm F5.6L IS USMを、たったの94.48ドル(約1万200円)で購入したとの話も。ほかに富士フイルムX100F、キヤノンEOS Rなどを100ドル弱で入手した例が報告されていました。

残念ながらAmazonはこれらの価格間違いを速やかに修正したため、うわさを聞きつけてAmazonをのぞきに来た購入希望者の多くは、あり得ない激安価格を目にすることはできなかったようです。

なお、首尾良く高額商品を安価に購入できた人たちの一部は、すでに出荷も確認されたとのことです。ただ、場合によってはAmazon側がキャンセルの措置をとる可能性もあるとも言われており、出荷完了の通知が来るまでは運を天に任せておくほかないようです。