この夏、すでに「0円移籍で流出」した最高の選手たち

写真拡大 (全3枚)

サッカー界はこの数年選手の価値が急速に上昇しており、クラブ間で取引される際の移籍金の額もうなぎのぼりだ。毎年のように記録が更新されるような状況である。

それとは逆に、移籍したい選手たちはそのクラブでの状況が悪化してでも契約の満了を待ち、フリーエージェントで退団を求めることもある。

今夏のマーケットはまだ初日が終わったばかりだが、すでにフリーで移籍することが決定した「0円のスーパースター」を特集しよう。

アーロン・ラムジー(アーセナル→ユヴェントス)

昨季アーセナルとの契約が最終年度を迎えていたラムジー。他のクラブとの交渉が可能になる1月からユヴェントスへの移籍が濃厚だと言われ、2月11日に正式に加入が決定している。

2008年からアーセナルで長く活躍を見せてきた経験豊富な選手であるが、イングランドのリーグ以外でプレーするのは今季が初めてとなる。マウリツィオ・サッリ監督の下でどのような役割を果たすのか注目だ。

マックス・クルーゼ(ブレーメン→フェネルバフチェ)

今夏ドイツ・ブンデスリーガの「目玉フリーエージェント」として注目されていたクルーゼ。プレミアリーグへのステップアップも噂されていたものの、最終的にはトルコの名門フェネルバフチェに加入することが決まった。

2016-17シーズンには15ゴールを決めるなど優れた決定力を見せたクルーゼ。年齢は31歳ともうベテランの域に達しているが、ここに来ての初の国外進出に期待が集まっている。

ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー→インテル)

動画を見たい場合はここをタップ!

まさにアトレティコ・マドリーの「魂」となっていたキャプテンが、今夏チームを離れることになった。ディエゴ・シメオネ監督の情熱をピッチ内で体現し、数多くの印象的なディフェンス、そして貴重なゴールを見せてきた。

しかし33歳になったこともあって9シーズンプレーしたアトレティコ・マドリーとの契約は満了に。移籍先は数ヶ月前から噂になっていたイタリア・セリエAのインテルになった。

アドリアン・ラビオ(PSG→ユヴェントス)

動画を見たい場合はここをタップ!

カルロ・アンチェロッティ監督の下で若くしてデビューしたエレガントな長身MFは、PSGの生え抜き選手としてチームを長きに渡って支える存在になるかと思いきや…本人がクラブを離れることを希望し、半年以上をピッチの外で過ごすことになった。

【関連記事】 「0円で獲得可能!今フリーな無所属選手TOP10」

公式戦から離れている間には何度かトラブルを起こすなどして悪い意味での話題も集めたが、ついにユヴェントスへの移籍がほぼ決定。新天地イタリアで「復活」を期して戦うことになる。