YouTuber水溜りボンド、『貞子』に本人役で出演「トラウマを植え付けられました」
主演を池田エライザ、監督を中田秀夫が務める映画『貞子』に人気YouTuberの水溜りボンドが出演していることがわかった。
清水尋也演じる動画クリエイターが、ある動画を動画配信サイトに投稿したことから貞子の呪いが拡散されていく本作。この度、実際に超人気YouTuberの水溜りボンドが本作に出演していることが明らかとなった。
水溜りボンドは、カンタとトミーのコンビで結成された2人組YouTuber。2015年からYouTubeを始め幅広い年齢層から人気を集めている。都市伝説、検証、実験、ドッキリなど幅広いジャンルの動画を毎日欠かさず投稿し、今年1月「本気でチャーハン作るドッキリwwwwww」動画が940万回再生、カンタが大鍋を振るって大波のようなチャーハンをつくる姿は、その衝撃的なインパクトで世界中で拡散され、米「TIME」誌にも掲載された今最も話題のYouTuberだ。
本作で本人役として登場する2人は、他のクリエイターが投稿した動画を再生中、異様なものが映り込んでいるのを発見。貞子の呪いが動画投稿サイトに蔓延している様子を、目の当たりにする恐怖を熱演している。
カンタ コメント
このような歴史的な作品に参加させていただけたこと大変嬉しく思います。呪いのビデオで当時子供だった僕は震え上がり、見事に貞子にトラウマを植え付けられました。その貞子が中田監督によって現代に再び現れたときにビデオからネット動画に変化していることに喜びを感じました。やはり馴染み深いものにこそ人は恐怖を感じるし、日本に住んでいたら日本らしい間取りや和室にこそ恐怖を感じるように、貞子も姿を変えていていつの時代も怖い貞子で、本当に素晴らしい作品だなと感じました。
トミー コメント
貞子のような国民的ホラー映画に僕らが出る日が来るなんて思ってもいませんでした。そして自分が出演するタイミングの題材が自分の職業であることもとても嬉しく思います。ネットを使う事の増えた若い世代の子たちに是非この作品を見てほしいです。とても怖いですが、一度観るべき素晴らしい作品だと思います。
中田秀夫監督 コメント
水溜りボンドのお二人(カンタさん、トミーさん)の出演シーンは、さすが大人気YouTuber、カメラを前に快活に、カジュアルに喋るのはお手のもので、たいへんスムーズに行きました。ロケ撮影でしたが、通りがかった塾帰りの中学生たちに、大注目されてましたね。彼らは、我々が見よう見まねで作った「ストリート系?」動画を見ている設定なのですが、その出来映えを激賞してくださり、「これなら100万回再生行きますよ!」と。(笑)我々は大喜びでした。映画の中では、彼らの見ているスマホ画面の中に「呪いの動画」のひとコマが…
映画『貞子』は5月24日(金)より全国公開
(C)2019「貞子」製作委員会
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