岡田准一×福士蒼汰「いつか戦う役がやりたい」、『ザ・ファブル』共演で“夢”実現
映画『ザ・ファブル』レッドカーペットイベントが13日、都内・新宿モア4番街にて行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登壇した。
主人公は、「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める最強の殺し屋だ。そんな彼がボスから与えられた次なる指令は、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人として普通の生活を送ること」。ファブルは「佐藤アキラ」という偽名を与えられ、「ヨウコ」という妹の設定のパートナーとともに、ボスの口利きで大阪の暴力組織・真黒(マグロ)カンパニーの協力を得て、殺しを封印し“普通の生活”を始める。
主人公・ファブル役の岡田は、本作について「笑いありアクションあり、誰もがスカッとできるエンターテイメントが完成しました!ぜひ、劇場で観てもらえたら嬉しいです」と語る。魅力を聞かれると、「監督が笑いのコメディ部分を強く撮りたいとおっしゃっていたので、誰もが笑えるコメディ要素が満載です。それに、アクションの部分と原作のもつシビアな部分が上手く混ざっている映画になっているんじゃないかなと思います。(共演する福士を見て)『いつか戦う役がやりたい!』って福士くんが言ってくれていたので、2人の夢が叶いましたね」と笑顔をのぞかせた。
アキラの相棒・ヨウコ役を演じる木村文乃は「殺し屋というお仕事は、皆さん言葉の雰囲気で知っていると思うのですが、それを映像にしてとてもわかりやすく、そして楽しく教えてくれる映画だなと思います。ちょっと『戦ったり…』が苦手な方も、映像が面白いので、ぐんぐん引き揉まれて観ていただけるんじゃないかなと思います」と明かし、「個人的には皆さんに弄ばれる柳楽さんが見どころ(笑)」と笑みをこぼす。岡田も「柳楽は羊の顔を被った狼なんです。狂犬の部分が映像には写っているので、ぜひ観てもらいたいですね」と共演を振り返った。
山本は「始まった瞬間からとってもオシャレな映画だなと思いました。女性の方にも、観て楽しんでいただけると思います」とアピール。日本を代表するオールスターキャストが集結した本作に、江口監督は「現場では忙しすぎて気づかなかったんですが、今日こうして再集結して見てみると、すごい人たちに囲まれていたんだなと(笑)やり尽くさせていただいた。笑いもアクションも音楽も、最高のものができていると思います」と映画の出来栄えに自信をのぞかせた。
映画『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国公開
(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会
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