成長段階の異なるティラノサウルス3体/写真は主催者提供

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ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県坂東市)で、6月9日(日)まで第74回企画展「体験!発見!恐竜研究所 ようこそ未来の研究者」が開催されている。

【写真を見る】キッズ・ラボでの化石発掘体験/写真は主催者提供

科学的な恐竜研究が開始されたおよそ200年前には、恐竜は巨大なトカゲのような動物であると考えられていた。しかし、研究が進むにつれ、恐竜はより活動的な動物だったと考えられるようになった。そして、1996年以降は様々な恐竜がまるで鳥類のように羽毛をまとった姿で復元されることが多くなり、現在では「鳥類は恐竜の生き残りである」という考え方が広まっている。

同展では、ティラノサウルスの幼体、若者、大人の全身骨格を日本で初めて3体同時に展示するほか、むかわ竜(実物)を含む日本各地の恐竜化石やイグアノドンの歯、メガロサウルスの下顎など貴重な化石を一堂に展示。実物の恐竜の骨に触れる体験コーナーや映像コーナーなども設けられる。

また、4月29日(月)はサイエンスデー「生物・科学の日」を実施。同展のスペシャルガイドツアーや水のいきものたちが暮らす水槽展示の裏側をご紹介する水槽展示バックヤードツアーが開催される。

さらに注目したいのが企画展に合わせて販売されている「恐竜研究かるた」だ。最新の研究成果がふんだんにもりこまれたかるたは、同館の学芸員のオリジナル。遊びながら恐竜も知識を学べる優れた玩具は、お土産にもぴったりだ。

週末は、親子で恐竜研究の歴史、恐竜の分類や進化に関する知識を学びにミュージアムパーク茨城県自然博物館へ出かけてみよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)