超音波治療はアルツハイマーに効くか
治療に使うのは断続的な音波「低出力パルス波超音波」(LIPUS)で、認知症を再現したマウスの脳に照射したところ認知機能低下を抑制する効果があった。脳の神経細胞に蓄積して認知症を引き起こすとされるたんぱく質「アミロイドβ」も減少させていた。
アルツハイマー型認知症は世界で年間1000万人が発症しているとされる。治療薬の開発が試みられているが、化合物の分子量や性質により血液脳関門を通過できず、医薬品による治療が困難だった。LIPUSは物理的な刺激を細胞に与え、自己治癒力を活性化させる治療法として期待される。
