2月28日、日本テレビ「ダウンタウンDX」では、キックボクサー・那須川天心がゲスト出演。昨年大晦日にボクシング界の伝説、フロイド・メイウェザーとエキシビジョンマッチを行った"神童"が、その舞台裏を語った。

父・弘幸氏のスパルタ教育により鍛えられた那須川だが、父の怖さは今も体に染み付いているようで「めちゃめちゃ怖いですし、今回の『ダウンタウンDX』も父親が出るって言ったので出ました」という。

さらに「試合前はめちゃめちゃプレッシャーかけてきて、『パンチもらったらお前どうなるかわかってるだろうな』(と言われる)」と続けた那須川は、弘幸氏から褒められたことも「1回もない。ちょっとパンチもらったり動きが悪いと帰ってすぐビデオ見て反省」と話した。

また話題がメイウェザーとのエキシビジョンマッチになると、松本人志は「メイウェザーはなぜ蹴りを認めなかったの?」とボクシング形式で戦ったルールについて質問。「ウェイトは向こうの方が大きいわけやから、ある程度こっちのルールに従ってもらうのが普通よね」などと持論を展開した。

だが、実際の那須川は、蹴りを認められなかったばかりか、蹴りを1発でも出そうものなら5億5千万円の罰金が定められていたという。
「足がちょっとでも当たったら5億5千万円」という那須川に、ヒロミが「反応して出ちゃうじゃん、癖で」と尋ねると、「そういうのはあるんですけど、さすがに試合となると。5億もかかっているので」と苦笑い。

その上で「蹴る素振りを見せようと練習でやってたんですけど、それも直前にルールミーティングでそういうのダメだからって」とも語った那須川。対峙したメイウェザーについては「めちゃめちゃ怖かったですね。今まで試合で怖いことなかったんですけど、試合中は。本当に怖くなっちゃいました」と語った。