テレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(25日放送分)では、「お金がかかるスポーツランキングSP」として馬術・林伸伍がゲスト出演。馬を正確かつ美しく動かすことを競う馬場馬術で東京五輪に挑む林が、馬術における年間の必要経費や裏側を語った。

同番組では、林の年間経費を4696万円と紹介。その内訳は、用具費が310万円、遠征費が848万円、人件費が532万円、その他を3006万円とした。

だが、林は「僕も普通の家庭で育ちましたし、声を大にして言いたいんですけど馬術はお金がなくてもできます」とキッパリ。他のゲスト達が驚く中、「道具もスポンサーがつきますし、馬は馬のオーナーになってくれる方っていうのがいらっしゃいます」と続けると、実際に「ほとんど出してない」という。

なお、遠征時は馬の海外輸送費が往復500万円で、馬にもパスポートが必要と紹介した林。その理由については「トップクラスの馬になると何億とかそういう馬が出てきますから、実際に盗まれたりとかする。盗まれて競技に出てくる場合もあるので、そういうのを防ぐ役割と調子の良い馬と悪い馬を勝手にすり替えて出てきちゃったりとかを防ぐ」としつつ、馬のパスポートは作成に6万円かかり、有効期限は4年間と説明した。