ロボホンの販売台数は1万2千台、右肩上がりに成長中!お留守番や英語学習など新機能を大幅に追加
新しいロボホンが発表になった。2016年5月に初代ロボホンが発売されてから、今回は初めての大きなバージョンアップとなる。デザインを含めてハードウェア的にはインパクトのある大きな変更はなく、主に「より使いやすさ」がブラッシュアップされた印象となっている。そして、消費者モデルは「家族向け」を強く意識し、BtoBや、BtoBtoCへの新しい展開を含めてビジネスの拡充を行っていく。


コンシェルジュや受付としての実績も着実に伸びている

法人向けの活用には着座タイプのLiteを中心に据える
●家族に役立つ、家族で楽しめるロボホン
シャープの発表によると、ロボホン所有者のうち、家庭に小学生以下の子どもがいるユーザーは8%だと言う。2020年から必修化となるプログラミング教育の導入もあって「子ども達にロボットがいる生活を体験して欲しい」と感じている親が多いと分析する。
そして、こうしたことを背景に、家族にやさしい、家族で楽しい4つのアプリサービスをリリースする予定だ。

教育、プログラミング学習、ヘルスケア、カラオケなどをリリース
●お留守番
その中のひとつが「お留守番」だ。
お留守番機能は次のような使用方法が「一例」として想定されている。ロボホンがリビングで留守番をしている。子どもが学校から帰ってくると、それを認識して(動くものを検知して)、仕事場の母親や父親のスマートフォンにロボホンから子どもが帰宅した旨のメッセージが専用アプリに届く。母親は専用アプリにはロボホンのカメラ画像を写すことができる。ロボホンを遠隔操作して部屋のなかを見渡し、子どもを見つけてアプリにメッセージを入力すると、それをロボホンが読み上げて、子どもは手を降ったりしてそれに応えるかもしれない。

このアプリを実際に働く母親たちに使ってみてもらったところ、11人中8人が役に立ったと回答。「子どもが帰ってきたのがわかるので安心する」という声が多かった。

お留守番ロボホンのデモでは、スマートフォンの専用アプリを操作してロボホンのカメラの画角や顔の向きを操作。ロボホンのカメラが写した映像をアプリで確認できることが実演された。

■お留守番ロボホン:
●プログラミングツール
自由に動かしたり、会話させたり、ロボホンをプログラミングできるツール「ロブリック」は子ども達が楽しみながらブログラムに親しむことができる。

いわゆるスクラッチベース、ブロックになっているコマンドをドラッグ&ドロップしてプログラミングできるツールだ(別売8,900円)。実はロボホンにはロブリックとは別にスクラッチを使った法人向けのプログラミングツールがあり、それは小学校などのブログラミング教育で利用されている。ロブリックは家庭用にリリースされたもので、家族で楽しみながらロボホンのプログラミングが簡単操作で体験できる。
■ロボホンのプログラミングツール「ロブリック」
●ジョイサウンドと連携したカラオケ「ボクと歌お」
6月より、JOYSOUNDと連携したカラオケアプリがリリース予定だ。一般のカラオケアプリと異なるところは、ロボホンと一緒に歌うこと。伴奏だけでなく、ロボホンの声で歌うので、家族そろって合唱すると面白いかもしれない。利用料金は別途、有料のサプスクリプションとなる予定だが、金額は未定。

運動や食事のアドバイス等をしてくれる「ヘルスケア」機能はタニタの体組成計と連携予定(5月配信)。「ボクと歌お」機能はカラオケとしてだけでなく、ロボホンの歌のレパートリーが一気に拡がりそうで楽しみ
■ジョイサウンドと連携したカラオケ「ボクと歌お」:
●RoBoHoN Lite HEMS
BtoBtoC展開のひとつとして「RoBoHoN Lite HEMS」(HEMS連携機能モデル)が紹介された。
「RoBoHoN Lite HEMS」は、シャープの太陽光発電「サンビスタ」やスマートホーム機器と連携し、「蓄電量が消費量を上回ったらロボホンがバンザイして通知するなどが予定されている。

ロボホンが太陽光発電システム「サンビスタ」と連携し、蓄電量が好調だとバンザイして知らせる。通常、サンビスタはスマホやタブレット等の専用アプリで制御しているが、ロボホンの通知によって親しみやすく利用できる、というメリットが狙いだ
ほかにも、声で「電動シャッターを閉めて」とロボホンに指示をすると家のシャッターが閉まるなどの連携が行える。ちなみに現在のシャープのHEMSシステムでは、天気予報と連携して地域に大雨の予報が出ると、停電に備えて、太陽光発電の蓄電量を増やすなどの自動制御機能も行える。


これからも着実に機能アっプが予定されているロボホン。
ますます目が離せない存在だ。
(神崎 洋治)
