日本は「初戦から冷や汗」 アジア杯初戦の薄氷の勝利に韓国紙反応「衝撃的な結果」
日本が“格上”の位置づけのなか、先手を取られる展開を鋭く指摘「辛勝」
森保一監督率いる日本代表は、9日のアジアカップ・グループステージ初戦のトルクメニスタン戦で3-2と逆転勝利を飾った。
FIFAランキング127位の相手に先制点を許すなど苦しい展開を強いられた森保ジャパンについて、韓国メディアは「優勝を狙う日本が初戦から冷や汗」と報じている。
FIFAランキング50位の日本は序盤からボールを握ったが、5バックを敷くトルクメニスタンの堅い守備を打ち崩せず、逆にカウンターを受けてピンチを招く場面が見受けられた。そんななか、0-0で迎えた前半26分、トルクメニスタンMFアルスラン・アマノフに約30メートルの強烈ミドル弾を叩き込まれ、1点ビハインドで前半を折り返した。
後半11分、15分にFW大迫勇也(ブレーメン)が立て続けにゴールを決めて逆転し、同26分にMF堂安律(フローニンゲン)が追加点を奪って3-1。その8分後にGK権田修一(ポルティモネンセ)がPKを献上して1点差に詰め寄られたが、なんとか3-2で逃げ切った。
ボール支配率69.9%対30.1%、シュート数も21対9と圧倒したが、結果的には薄氷の勝利となり、韓国紙「スポーツ東亜」は「辛勝」と取り上げている。
「優勝を狙う日本がアジアカップの初戦から冷や汗をかいた。日本は序盤から戦力差の通りトルクメニスタンに強いプレッシャーをかけたが、先制点はむしろ相手が決めた。日本は失点後、攻撃の強度をさらに高めたが、0-1のビハインドで前半を終えた。日本にとって衝撃的な結果だった。弱小チームと称されるトルクメニスタンとの戦いに辛うじて勝利した」
今大会は前回大会王者オーストラリアがヨルダンに0-1で敗れ、韓国もフィリピンに1-0の辛勝と、FIFAランキング上位国が初戦で苦しんでいるが、韓国メディアにとっても日本の苦戦は驚きだったようだ。
(Football ZONE web編集部)