トレーニング前に笑顔でアップをする長友。堂安に対してはその能力を認めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 1月9日にアジアカップの初戦、トルクメニスタン戦を迎える日本代表は、1月7日にUAEのアブダビでトレーニングを実施。練習前には32歳の長友佑都が、東京五輪世代の20歳の堂安律、冨安健洋とリフティングに興じる姿があった。

「声をかけてというよりは僕が入れてもらってるんですよ。自分自身も若返りたいですし、彼らといるとちょっとエネルギーをもらえて、昔の想いが蘇ります」と冗談交じりに語りつつ、堂安には体幹トレーニングのやり方も伝授していると明かした。

「彼は近くに毎日いますね。朝食が終わったらすぐ『何時にしますか? 何時にジム行きますか?』ってメール来ますから」とエピソードを語りつつ、その向上心の高さを称賛した。

「あの信念の強さがあると、たぶん上に行けますよ。こう言うと、偉そうなのかもしれないですけど、なんか僕の若い時に似ているなと。向上心とかそういったものがちょっとずば抜けてるなと思いますね」
 

 そして自らの経験談から、堂安の将来性に太鼓判を押した。

「質と方向性をしっかりと定めてトレーニングできれば、彼はビッグクラブへ行けるポテンシャルはありますよ。これはお世辞でも何でもなく、僕はこれまでも凄い選手とインテルで一緒にやってきましたし、コウチーニョやコバチッチらもそうですが、能力的には全然劣っていないです。ああいう選手は一気に化ける。だから彼がビッグになったら、逆に僕が引っ付いていこうと思います」
 
 またアジアカップの初戦トルクメニスタン戦に向けては、オーストラリアがヨルダンに敗れた試合を受けつつ、「やっぱりアジアカップが来たなって感じですよね。オーストラリアの試合もそうですけど、(日本も)2011年の予選(グループリーグ)でかなり苦戦しました。当時は正直自分たちは少し天狗になっていたかなって時期にアジアカップが来て、そこで足をすくわれかけた経験がありました。この前のオーストラリアもたぶん、気が抜けていた部分があったと思うんです。入りがスローで、気持ちが入っていない部分があったはずなので、それは絶対にないようにしたいですね」と気を引き締めた。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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