「最も美しい」神社に改名報道 地元民からは違和感の声も
山口県長門市にある「元乃隅稲成神社」が2019年1月に名称を「元乃隅神社」に変更すると報じられた。
「元乃隅稲成神社」が名称変更(yuki5287さん撮影, Wikimedia Commonsより)
18年10月5日の読売新聞の記事によれば、「おみくじで神様のお告げを聞いて名前を決めた」という。近年の外国人訪問客の増加を受けて、名前を短縮してより親しみやすくすることが狙いのようだ。朝日新聞も10日、改名を報じている。
ネット上でも反応続々
日本海に面した元乃隅稲成神社は1955年に建てられ、123基にも及ぶ鳥居が立ち並んでいる。2015年3月には米・CNNにより「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれた。
ネット上でも今回の名称変更を受けて、様々な声が上がっている。
山口県長門市の「元乃隅稲成神社」、CNNの日本の最も美しい場所31選に選ばれていたのですね。外国人観光客が増えているので分かり易く「元乃隅神社」に改名するそう。
— zipang_sky (@zipang_sky) 2018年10月5日
昭和30年建立なのでまだ新しく感じます。 pic.twitter.com/9KTrs6HbEf
元乃隅はけっこう新しい神社なのよー
— かえる@シュテルンプリズムスタァ (@mit5u_fr0g) 2018年10月5日
津和野の太鼓谷稲成からの分霊なんだけど、わかりにくいからって元乃隅神社って名前に変えてくそう pic.twitter.com/WKAOUmRzXK
中には「ちょっと安易すぎやしないか...」、「名前を変えたからって人が来るようになるとは思えない」との厳しい意見も上がった。一方で、「只でさえ混むのに。。。これ以上有名にならないでくれw」とこれ以上観光客が増えることを懸念する声も見られた。
また、おみくじでお告げを聞いて名称を決めたという今回の報道を受けて、「どんな神様がいるんだろうな」との疑問の声も上がり、違和感を抱いている人は少なくないようだ。