「関関同立」、最初の「関」は関大、関学どっちだと思いますか?
「関関同立」――関西の名門私立大学4校、同志社大学・立命館大学・関西大学・関西学院大学の4校の頭文字を並べた言葉だが、「関関」の2文字はそれぞれどちらの大学を指しているのだろうか。地域によって違いがあったりするのだろうか。Jタウン研究所では2018年5月25日から9月11日まで読者アンケートを行った(総投票数1863票)。果たして結果は――。
「関学」派は西日本に多い?
投票結果の総計は「関西大学」が55.7%、「関西学院大学」が44.3%と、関大が若干上回る結果となった。都道府県ごとにみると、投票があった42都道府県で「関大」が多かったのが29都道府県、「関学」が9府県、票が拮抗していたのが4県となった。どの地域でもまんべんなく、関関同立は関大・関学の順でイメージしている人が多いようだ。
ただ、その中でも関関同立の地元・関西の各府県では票が分かれた。特に西宮市に関学のキャンパスを抱える兵庫県では「関学」61.5%が「関大」38.5%に差をつけた。やはり関学の方がより身近な人が多かったのだろうか。
また、関学が優勢、もしくは拮抗していた府県はほとんどが西日本に集中している。これは関西との距離が近く、進学する人も多いという事情が影響しているのかもしれない。
ちなみに関学の正式な名称は「くわんせいがくいんだいがく」で「かんさいがくいん」ではない。関大は「かんさい」だから、「かんさい」と「くわんせい(かんせい)」で五十音順で関大が先に来る――という考え方もあるそうだ。