2018年9月6日、安倍晋三首相は、首相官邸で開いた西日本豪雨の非常災害対策本部会議で、台風21号で大きな被害を受けた関西国際空港について、国内線の運航を9月7日中に再開すると表明した。

国内線を再開するのは、浸水を免れた2期島のB滑走路と第2ターミナル。現在、ピーチ・アビエーションなどの格安航空会社（LCC）に使用されている。国際線も準備が整い次第、再開するとのこと。復旧の概要については、段階ごとに実施する内容をまとめ、7日に公表される予定だ。

7日中に関空の国内線が一部再開されることについて、ツイッターには多くの人々からさまざまな声が寄せられている。

「安全は確保できたのだろうか？」「ありがとう関空」


関西国際空港第2ターミナル（Asacyanさん2013年撮影、Wikimedia Commonsより）

ツイッターに届いている反応を見てみよう。

「国際線と貨物はいつになるやら......」「関空頑張れ！」などといった感想だ。再開には1週間ほどかかる、いやメドは立たないという観測もあっただけに、国内線だけでも一部再開という見通しが発表されたことは、少しほっとした人も多かったのだろう。もちろん、懐疑的な見方をする人も......。

「早く再開させた方がいいのも分かるけど、無理矢理再開させても危ないだけな気がするけど、、、」「連絡橋どうすんの？」「見切り発車で発表したわけじゃないよね？」「安全は確保できたのだろうか？」といった厳しいコメントも多い。とても不安はぬぐえないようだ。

一方、こんな反応もあった。

「関空明日から、国内線一部再開とかもう 泣けてくる」「ありがとう関空」「復旧に関わってる全ての人にありがとうの気持ちしかない」などといった感謝の言葉を表明する人もいた。

9月7日、関空はどのように再開されるだろうか？　はたして連絡橋は......？