日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】

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英紙「ガーディアン」が選手名鑑で「本田△」にまさかの注目

 開幕まであと1週間に迫ったサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会。2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す日本の中心を担う一人がMF本田圭佑(パチューカ)だ。歯に衣着せぬ発言、個性的なファッションなど、プレー以外も注目を受ける機会は多いが、大会選手名鑑を掲載したサッカーの本場・英メディアは、日本のファンにおなじみの「本田△」に脚光を浴びせている。

 本田にまつわる意外なワードが海外メディアの視線を集めている。英紙「ガーディアン」は「2018年ワールドカップ全736選手コンプリートガイド」と題し、ロシアW杯に出場する各国選手のプロフィールを掲載。なかでも、日本代表でユニークな注目を浴びているのが、背番号4だ。

「日本サッカーの本物のスター、並外れた左足が代表チームの多くの重要なゴールに貢献した。ここ数年間は下降気味と思われるが、メキシコリーグへ移籍してからの素晴らしい得点記録は彼の名声を回復させた」と記述。本田を「本物のスター」と評し、ACミランで不遇を味わいながら、パチューカで復活の兆しを見せているとしている。

本田流ファッションも注目「常に両方の手首に時計を着けている」

 さらに、つづったのは「日本のファンは愛着を伝えるため『ホンダさん、とってもクール』という言葉に置き換えられるよう名前の後ろに三角形を付ける」との一文。本田といえば、「本田さん、かっけー(三角形)」が転じ、「本田△」のフレーズがインターネットを中心に流行していたが、そんな小ネタまで細かく紹介されている。

 ちなみに、「ホンダさん、とってもクール」の部分は「Honda-san, so cool」と記されている。また、「パチューカの男は自分のイメージを意識し、常に両方の手首に時計を着けている」と本田の独特なファッションセンスについても紹介され、グラウンド以外でも強烈な個性を放ってきた本田らしさが伝わる寸評となっている。

 13日の誕生日に32歳となって迎える本大会。ネット上が「本田△」と沸くような活躍を見せてくれるだろうか。(THE ANSWER編集部)