アトレティコで苦悩のMFカラスコに中国移籍浮上! 移籍金は40億円

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▽アトレティコ・マドリーのベルギー代表MFヤニク・フェレイラ=カラスコ(24)が、中国スーパーリーグの大連一方に活躍の場を移すかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。

▽2012年にモナコでプロデビューを飾ったカラスコは、2015年7月にアトレティコに加入。契約には、保有権をモナコとアトレティコで一部分け合うという内容が盛り込まれていたため、スペイン『アス』の当時の推定によると移籍金は1500万ユーロ(現在のレートで約20億円)であったとのことだ。

▽加入2シーズン目の2016-17シーズンから10番を背負ったカラスコは、そのシーズンに公式戦53試合14ゴール5アシストを記録。チームの中核を担う選手となっていたが、今シーズンはここまで途中出場での起用も多く、公式戦28試合(先発13試合)4ゴール7アシストの成績に留まり、辛い時期を過ごしている。

▽そこで同選手の獲得に手を挙げたのが、大連一方だ。『マルカ』によると移籍金は3000万ユーロ(約40億円)になると見込まれており、既に同選手の代理人とクラブ側が接触している模様。中国の移籍市場は2月28日まで開かれており、記事では23日にも合意が得られるだろうと伝えられている。

▽また、中国総合企業である『ワンダ・グループ』が大連一方と契約を結びクラブ名を“大連万達(ワンダ)FC”に変更しよう画策している。ワンダ・グループは、2015年にアトレティコの株式を20%取得し、新スタジアム(=ワンダ・メトロポリターノ)のネーミングライツも購入した。しかし、今年2月中旬にその株式を売却。それでも、スタジアムのネーミングは維持し、アトレティコとの「相互協力」は継続するという声明を出していた。