主力温存のトッテナムが2発完勝で再試合を制す!《FAカップ》

写真拡大

▽トッテナムは7日、FAカップ4回戦の再試合でニューポート・カウンティ(イングランド4部)と対戦し、2-0で勝利した。

▽敵地での前回対戦では低調なパフォーマンスに終始し、1-1のドローで再試合を強いられたトッテナム。アーセナルやユベントスなど強豪との連戦が続くチームは、前回対戦からスタメンを6人変更。負傷明けのアルデルヴァイレルトやローズが戦列に戻った一方、ジョレンテやラメラ、ムサ・シッソコなど準主力組がスタメンとなった。

▽試合は地力に勝るトッテナムが高いポゼッションで主導権を握るも、アタッキングサードでのプレー精度を欠いてシュートにつなげられない。それでも26分、ジョレンテのパスをボックス右で受けたオーリエがダイレクトクロスを供給。これがバトラーのオウンゴールを誘い、トッテナムが先制に成功した。

▽勢いづくトッテナムは、34分にも左サイドからドリブルで仕掛けたソン・フンミンの折り返しを中央に走り込んだラメラがゴール左から流し込み、追加点を奪った。

▽後半も主導権を握るトッテナムは、65分にカウンターから決定機。ロングフィードのクリアミスをラメラがカットすると、ジョレンテの繋ぎからラメラがDFの裏に抜け出したが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれた。さらに68分には、スルーパスからボックス左深くまで切り込んだローズの折り返しを途中出場のエリクセンが合わせたが、これは枠の左に外れた。

▽積極的に3点目を狙うトッテナムは、78分にワニャマを下げてデレ・アリを投入。すると83分、エリクセンのロングスルーパスでDFの裏に抜け出したデレ・アリがGKとの一対一を迎えるも、シュートはクロスバーに嫌われた。

▽結局、試合はそのまま2-0で終了。危なげない試合展開で前半のリードを守り抜いたトッテナムが5回戦進出を決めた。なお、5回戦では6日にミルウォール(イングランド2部)との再試合に勝利したロッチデール(イングランド3部)と対戦する。