板尾創路監督

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8日、映画『火花』の試写イベントが都内で行われ、出演者の菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己、そして、監督を務めた板尾創路が登壇した。

本作は、ピース・又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化したもの。トークショーでは、「よしもとの後輩芸人である又吉さんのこと、プレッシャーがあったのでは?」との質問が、板尾監督に投げかけられた。

板尾監督は、しばらく考え込んで「先輩と後輩だから、気を使った。よしもとは、縦の関係がしっかりしているから、又吉が『ダメと』断ることが出来ないと想像したら可哀想とも思った」と複雑に考えたという。

「でも、そんな思いよりも(この作品を)芸人以外に撮らせたくなかった。漫才の経験も無い人に任せたくなかった」と打ち明けた。


板尾創路監督


「芥川賞を獲っていて、誰もが知っている作品なので、映像化するプレッシャーもありました。でも、こっち(漫才)の世界は知っているつもり。面白くなかったと言われたら責任を取る覚悟はあります」と自信をのぞかせていた。

完成させた映画「火花」は、11月23日から全国で公開。

▼ 映画『火花』完成披露試写会より

(左から)板尾創路監督、川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、三浦誠己


▼ 映画『火花』予告2


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映画『火花』 - 公式ホームページ