通常ユニのほかに“謎ユニ”も登場！ボルドーの2017-18新ユニフォーム

写真拡大

ヨーロッパリーグは予選3回戦で早々に敗退したが、フランス・リーグアンは7節終了時点で無敗のボルドー。今週末に行われる第8節では、同じくここまで無敗のパリ・サンジェルマンとアウェイで戦う。

2017-18シーズンの新しいユニフォームは5月にホームキット、7月にサードキットをそれぞれ発表。アウェイキットはスポンサーロゴを追加して継続使用となっている。そして開幕節では謎のキットまで登場した。

⇒今シーズンの新ユニフォーム情報はこちら！

Girondins de Bordeaux 2017-18 Puma Home

昨季のホームキットはどこかクラシックな印象だったが、今季モデルはかなりモダンなデザインとなっている。

伝統的なデザインである胸のV字はドットで表現。首周りはスリムカラーを採用し、胸元はシングルボタン止めとなっている。背面首元には“Girondins 1881”のプリント入り。背面腰部分にもスポンサーが入る。

パンツはネイビーの単色。ソックスはネイビーとホワイトのボーダー柄で、Pumaロゴとクラブ創設年“1881”のグラフィックが入る。

【次ページ】継続のアウェイに、"STEP OUT"のサード！

Girondins de Bordeaux 2017-18 Puma Away

ユニフォーム自体は昨シーズンからの継続使用となっているが、新たに胸スポンサー“Bistro Régent（ビストロ・レジャン/フランスのレストランチェーン）”が入った。この個性的なロゴがちょっとした注目の的に。

パンツとソックスはともにホワイトを基調とし、差し色にレッドを配している。

Girondins de Bordeaux 2017-18 Puma Third

新しいサードキットは、国境を越えてPumaが契約する23のクラブがダークカラーを共通デザインとする「STEP OUTキット」の一環として製作された。STEP OUTシリーズでは、最もカラフルかつ個性的なユニフォームかもしれない。

画像のスポンサーは“WINAMAX（オンライン・ポーカー）”だが、アウェイキットの胸スポンサー“Bistro Régent”をプリントしている試合もある。

近年のボルドーのユニフォームにたびたび登場する波のグラフィックは、背面の首元にプリント。袖はブルーとピンクのグラフィックが強烈な存在感を放つ。

パンツとソックスもシャツと同じく、ブラックをベースにピンク/ブルーのグラフィック入り。

【次ページ】これは一体…開幕戦で使用した謎のキット

ところで…。今シーズンの開幕節に行われたアウェイのアンジェ戦でボルドーが着用したユニフォームは、ホームでもアウェイでもなくサードでもない、謎のボルドーカラー（ワイン系色）のユニフォームだった。

この謎のユニフォーム。じつは2シーズン前にも同じくアウェイのアンジェ戦で使われている。

いわゆるユニフォーム・クラッシュ（色かぶり）の回避を理由にLFP（フランスプロリーグ機構）からキット変更を指示されたもので、ホーム・アウェイ・サードのどれもが認められず、最終的に既製品のユニフォームをチーム仕様に施した急造ユニだった。

こちらが2シーズン前の画像。胸スポンサーが当時の“KIA”である点と袖の長さを除いては、今季のアンジェ戦で使用したものとまったく同じキット。

今季のアンジェのホームキットは、前面がブラック/ホワイトのストライプなので、ボルドーのホーム・サードと色がかぶる。また背面はホワイト一色なので、こちらはアウェイと完全に色かぶり。

ボルドーカラーキットの再登場は、ユニフォーム・クラッシュ回避のためと考えて、ほぼ間違いなさそうだ。