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Vivaldi Technologiesは10日、Webブラウザ「Vivaldi」の最新バージョン1.11をリリースした。アプリケーションアイコンが変更となったほか、リーダーモードの強化、アニメーションgifをオフにする機能、マウスジェスチャ感度の調整機能などを追加した。対応OSはWindows 7以降、OS X 10.9以降、Linux。利用は無料で、同社公式サイトからダウンロードできる。

「Vivaldi」は、細かいカスタマイズが特徴の多機能Webブラウザ。最新版となるバージョン1.11では、従来の「V」アイコンを、丸みを帯びた新デザインへ変更。デザインは同社デザイナーが手がけ、「見た目から使い勝手の良さ、楽しさを予感させるもの」にしたという。合わせて、標準のテーマおよびWebページの刷新も進めているとのこと。

機能面では、リーダーモードの強化、アニメーションgifをオフにする機能、マウスジェスチャーの感度調整機能などを追加。リーダーモードは、記事を読む際に広告や動画などの要素を非表示にする機能。アドレスバーの右手に配置されたアイコンをクリックすることで、オンオフを切り替えられるが、バージョン1.11では機能をオンにした場合にページ右手の設定アイコンから、文字サイズや背景色、行間などを調整できるようになった。

アニメーションgifの設定機能では、Webページ表示時にアニメーションを無効化し静止画を表示できるようになった。設定は「常時」「一度だけ」「しない」の3種類を選択できる。

マウスジェスチャー感度では、マウスジェスチャーとして認識される最小ストローク長を設定できるようになった。標準の最小ストローク長である5ピクセルから、最大100ピクセルまで任意のサイズを指定できる。