アメリカでの調査によると、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドは2016年6月1日からの1年間で、SNSでの投稿により9億3570万ドル（約1043億円）の媒体価値を生み出したという。米誌『フォーブス』が報じている。

この数字はソーシャルおよびデジタルメディアにおけるスポンサー価値を調査する「Hookit」によるもの。2位のバルセロナFWネイマール（1億2450万ドル＝約138億8000万円）の約7倍と大きな差をつけている。

Hookitによれば、C・ロナウドが投稿でスポンサーに言及したりロゴを載せたのは、この1年間で580回。ネイマールの255回の2倍以上となっている。C・ロナウドのフォロワー数は2億7670万人。ネイマールの1億6470万人を68％も上回る。この1年間でC・ロナウドのフォロワー数は6200万人も増えた。

C・ロナウドのスポンサー関連の投稿における「いいね」やコメント、シェア、動画視聴は9億2700万を記録（スポンサー関連以外も含めた全投稿においては24億）。ひとつの投稿あたり、161万3309ドル（約1億8000万円）もの媒体価値を生み出している。


Hookitの調査では、媒体価値を生み出すアスリート上位7名のうち、6名がサッカー選手だ。C・ロナウドとネイマールに続いたのは陸上のウサイン・ボルトだが、その後はガレス・ベイル（レアル・マドリー）、リオネル・メッシ（バルセロナ）、ハメス・ロドリゲス（レアル・マドリー）、ズラタン・イブラヒモビッチ（マンチェスター・ユナイテッド）とサッカー選手が名を連ねた。

トップ10の残る3枠は、ビラット・コーリ（クリケット）、レブロン・ジェームズ（バスケットボール）、コナー・マクレガー（格闘技）となった。

C・ロナウドは今月、『フォーブス』による世界のスポーツ選手の長者番付で2年連続トップとなった。年収は9300万ドル（約103億7000万円）とされている。