工藤阿須加

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20日、日本テレビ「メレンゲの気持ち」には、俳優・工藤阿須加がゲスト出演。福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督を父に持つ阿須加が、公康氏の現役時代に母から言われていたという家族の掟を明かした。

もともとプロテニスプレイヤーになりたかったという阿須加は、高校1年生の時に右肩をケガしたことで夢を断念。映画好きが高じてオーディションを受けるも、親に黙って応募したため辞退させられることに。すると二十歳になる前、公康氏から呼び出されたという阿須加は、「お前も一人の男として社会に出て行くんだから自分の人生を決めろ」と言われたことが後押しとなって役者の道を目指すことになったという。

また、番組MC・久本雅美から「野球には興味なかった?」と訊かれると、阿須加は「興味ないです」と即答。その理由を「あまり父の試合の姿を見てない。見ちゃいけないものだと思ってた」と切り出し、周囲を驚かせた。

「家族が見ることによって打たれたりすると、『俺らが見たせいで打たれちゃった』とか」と説明すると、「試合を見る時は絶対正座で見なきゃいけない。『家族は繋がっているから、だらけて見ると、それが伝わってお父さんによくないから』って(母が)いうので」と驚くべきルールを明かした。

その他にも、阿須加は「負けて帰ってきた時は家族で会議したりとか。父が負けた日は(5人)兄弟全員呼んで、『お父さんが次の登板日までに良い状態に戻れるように、みんなでどうやったらできるか』って話をする。寝ないで玄関で待ってるんですけど帰ってくるのは12時近く。そこから『お前はお茶を持ってくる人』、『料理ができるまで一緒にテレビを観ている人』と色々役割分担を決めた」と振り返る。

公康氏に負けが続くと「引っ越す事もある」そうで、「負けが続いたから引っ越すという訳ではないんですけど、勝負師っていう事もあって。方角とかも見て」と前置きしつつ、その回数は「15〜16回くらい」と話した。