空手界の″スピードドラゴン″荒賀龍太郎、東京五輪は「僕がやらないと」
8日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「スピードドラゴン」の異名を持つ、空手・荒賀龍太郎(荒賀道場)の特集を放送。東京五輪で空手の実施が決まり、金メダル候補の一人として期待を集める2016年の世界王者に、スポーツキャスター・松岡修造氏が迫った。
父・正孝さんの道場で3歳から空手を始めた荒賀は、学生時代より国内に敵なし。スピード感溢れる攻撃を武器に、数々の国内タイトルを手中に収めた他、昨年の世界選手権では悲願の初優勝を遂げた。
それでも荒賀は、2012年、2014年の世界選手権決勝で敗戦(空手の世界選手権は偶数年に開催)。「会場の雰囲気であったり、相手にのまれて自分のペースで試合ができなかったっていうのが反省点」などとメンタルを課題に挙げると、2014年の決勝で敗れた直後については「(父が)観客席にいたと思っていたのが、バアッと降りてきて、いきなり。パッと顔を上げたら、ここ(目の前)に立っててすごい怒鳴られました」と明かす。
幼少期より、正孝さんから「相手から逃げるな、自分から逃げるな」と厳しく鍛えられてきた荒賀だったが、この時を振り返った正孝さんは、「なんぼいい技術を身につけてもメンタルが弱ければ使いこなせないというのが悲しい。いいのは持っている。スピードとパワーと。何事にも動じない心。それが一番」とメンタルの重要性を語る。
この敗北を機に、心も一から鍛え直したという荒賀は、去年の世界選手権で、3度目の決勝に臨むと自信をもって攻撃を繰り出すことができたといい、正孝さんについても、「初めて見るような嬉しそうな顔で、『よかった、おめでとう』って。初めて握手したのかな。優勝して。信じてやってきてよかった」と続けた。
2020年の東京五輪には、「まずは空手を知ってもらいたい」という荒賀。「知ってるって答えが返ってくるのが大半なんですけど、『瓦割るんでしょ?』って言われたり。日本は発祥なので日本人が知ってくれてないのがすごく嫌」と説明すると、「目指すからには金メダル。僕がやらないといけない」と意気込んだ。
父・正孝さんの道場で3歳から空手を始めた荒賀は、学生時代より国内に敵なし。スピード感溢れる攻撃を武器に、数々の国内タイトルを手中に収めた他、昨年の世界選手権では悲願の初優勝を遂げた。
幼少期より、正孝さんから「相手から逃げるな、自分から逃げるな」と厳しく鍛えられてきた荒賀だったが、この時を振り返った正孝さんは、「なんぼいい技術を身につけてもメンタルが弱ければ使いこなせないというのが悲しい。いいのは持っている。スピードとパワーと。何事にも動じない心。それが一番」とメンタルの重要性を語る。
この敗北を機に、心も一から鍛え直したという荒賀は、去年の世界選手権で、3度目の決勝に臨むと自信をもって攻撃を繰り出すことができたといい、正孝さんについても、「初めて見るような嬉しそうな顔で、『よかった、おめでとう』って。初めて握手したのかな。優勝して。信じてやってきてよかった」と続けた。
2020年の東京五輪には、「まずは空手を知ってもらいたい」という荒賀。「知ってるって答えが返ってくるのが大半なんですけど、『瓦割るんでしょ?』って言われたり。日本は発祥なので日本人が知ってくれてないのがすごく嫌」と説明すると、「目指すからには金メダル。僕がやらないといけない」と意気込んだ。