日本はリサイクル先進国だ。各種資源の再利用のみならず、まだ使えるが不要になった品物の取り引きを行うリサイクルショップも数多く存在する。中国メディア・今日頭条は28日、「日本の中古品店にはどんな商品があるのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本はリサイクル先進国だ。各種資源の再利用のみならず、まだ使えるが不要になった品物の取り引きを行うリサイクルショップも数多く存在する。中国メディア・今日頭条は28日、「日本の中古品店にはどんな商品があるのか」とする記事を掲載した。

 記事は「日本の中古品店は種類が非常に多い」としたうえで、各種ショップや取り扱い商品を紹介。衣服のリサイクルショップでは着古した衣服の買い取りを実施しており、点数ではなく重さで買い取ること、買い取りに出す前には洗濯が必要で、店も買い取り品を消毒したうえで販売すると説明している。

 また、総合リサイクルショップには、家具や家電用品、ギターなどの楽器、さらには業務用の調理器具までと、ありとあらゆるものが置かれていると紹介。そして、家具や家電用品がショップに集まってくる理由として、粗大ごみとして捨ててしまうと処理費用を支払わなければならない点を挙げた。一方で、ショップも何でも引き取ってくれるわけではなく、価値があるかどうかが問題になるとした。

 さらに、ブランド品や、食器を主に扱うリサイクルショップもあるとし「中古でもブランド品は高価だが、新品に比べればかなり安く手に入る」、「お中元やお歳暮などでもらったものの、使わずにしまわれていた食器が流れてくることが多く、新品同然の品を手に入れることも可能だ」と紹介している。記事は最後に「中古品店は日本の至るところにある。何の気なしに入って、お気に入りの物に出会えることもあるのだ」とした。

 リサイクルショップの文化が花開くには、リサイクル意識の高まりとともに、客と業者双方の信頼関係も欠かせない。今後中国でも社会の成熟とともに、日本のような文化が育つだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)