『ゲーム・オブ・スローンズ』

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長いこと映像化が待ち望まれていた、ロバート・ジョーダン作の大河ファンタジー小説「時の車輪(The Wheel of Time)」。そのTVシリーズ化に、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが踏み切ることにしたと、米Varietyが報じている。

原作「時の車輪」は、全14巻から成る重厚長大なファンタジー小説シリーズ。闇と戦う軍勢をまとめることができる竜王の再来を探す旅を描くストーリーで、1990年に刊行された第1部「竜王伝説 (The Eye of the World)」から始まる。2007年にジョーダンが亡くなった後、第12部からはブランドン・サンダースンが執筆を引き継いだ。

同小説を映像化する企画は、21世紀に入ってから何度も立ち上がりかけたが、なかなか日の目を見なかった。しかし1年前、ジョーダンの妻ハリエット・マクドゥーガルにより、大手スタジオの元でシリーズ制作が行われると明かされ、ようやく正式に決まった模様だ。

TVシリーズの脚本・製作総指揮を担うのは、『エージェント・オブ・シールド』『ヘムロック・グローヴ』『CHUCK/チャック』の脚本に参加したレイフ・ジャドキンス。

米HBOの人気ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が終幕に近づいている今、後継作品として視聴者の関心を集める作品になるかもしれない。続報を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)