両腕両足にジェットエンジンを装着してアイアンマンのように空中飛行できるジェットスーツを開発
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「空を自由に飛び回りたい」という人間の本質的な欲求は、テクノロジーの進化で現実になりつつあります。イギリスのリチャード・ブラウニングさんは、ジェットエンジンを両手両足に装着するジェットエンジンスーツを開発し、空中飛行に成功しています。
Iron Man Richard Browning is a real-life Tony Stark | WIRED UK
http://www.wired.co.uk/article/real-life-iron-man-richard-browning
ジェットエンジンを使ってアイアンマンのように空をただよう様子は以下のムービーで確認できます。
British entrepreneur invents, builds and files patent for Iron Man-like flight suit - YouTube
小型のジェットエンジンを使った実験。
まるでコブラのサイコガンのように手に取り付けます。
遠くの草がなぎ倒されるくらいの威力。
ジェットエンジンを1個追加。
燃料はバックパックで背負って使う模様。
両腕にジェットエンジン。
両手から爆風を出す様子。
ジェットエンジンを地面に向けると、ふわっと浮き上がります。
ジェットエンジンは4機に。
ブーツに取り付けます。
火を噴くジェットエンジン。
ロープで宙づりになりました。
おそるおそる台から降りて……
浮遊テスト。
残念ながら、うまく操作することはできませんでした。
改良を続け、ついにロープなしでのテスト。バランスをとるのに手こずりますが、徐々にコツをつかんでいきます。
月面着陸したニール・アームストロングのようにピョコピョコとはねるように移動します。
かがむように力を貯めて……
大ジャンプ
そして、両腕はついにデュアルジェットエンジンに。
高さ・飛距離ともに大幅に向上しています。
安全性に配慮して特製のアーマースーツを装着。
燃料バックパックは、左右に分かれていてそれぞれ別に燃料を送り出す構造。
ソニー製のヘッドアップディスプレイを装着。目の前に情報を表示させられます。
いよいよシックスジェットエンジンでのテスト。
パワーは絶大。安定性がアップしているのが分かります。
台の上から……
ふわりと浮遊。
しかし油断すると、転倒してしまいます。
浮遊のトレーニングを繰り返すブラウニングさん。
ついに、空中を飛行することに成功。
2年以上にわたって実験を繰り返してきたブラウニングさんは、地道な筋力トレーニングを続けてきました。
鯉のぼり。6機のジェットエンジンを安定して操るためには、このレベルの筋力とバランス感覚が求められるようです。
2年半の試験を繰り返した結果、今では12分間の空中浮遊に成功しています。ちなみに、これまでにかかった飛行スーツの開発費用は4万ポンド(約560万円)だとのこと。
ブラウニングさんは、石油メジャーBPのトレーダー。飛行スーツを開発するProject Gravityを立ち上げ、夢の空中飛行スーツの開発を続けています。
ブラウニングさんの父はヘリコプターメーカーで働く航空技術者で、発明家の道に進みましたが、夢かなわず自ら命を絶ったとのこと。父の夢を引き継いだブラウニングさんは、BPでの仕事を続けつつ、身につけるだけで飛行できるスーツの開発を継続しています。
「空を自由に飛び回りたい」という人間の本質的な欲求は、テクノロジーの進化で現実になりつつあります。イギリスのリチャード・ブラウニングさんは、ジェットエンジンを両手両足に装着するジェットエンジンスーツを開発し、空中飛行に成功しています。
Iron Man Richard Browning is a real-life Tony Stark | WIRED UK
http://www.wired.co.uk/article/real-life-iron-man-richard-browning
ジェットエンジンを使ってアイアンマンのように空をただよう様子は以下のムービーで確認できます。
小型のジェットエンジンを使った実験。
まるでコブラのサイコガンのように手に取り付けます。
遠くの草がなぎ倒されるくらいの威力。
ジェットエンジンを1個追加。
燃料はバックパックで背負って使う模様。
両腕にジェットエンジン。
両手から爆風を出す様子。
ジェットエンジンを地面に向けると、ふわっと浮き上がります。
ジェットエンジンは4機に。
ブーツに取り付けます。
火を噴くジェットエンジン。
ロープで宙づりになりました。
おそるおそる台から降りて……
浮遊テスト。
残念ながら、うまく操作することはできませんでした。
改良を続け、ついにロープなしでのテスト。バランスをとるのに手こずりますが、徐々にコツをつかんでいきます。
月面着陸したニール・アームストロングのようにピョコピョコとはねるように移動します。
かがむように力を貯めて……
大ジャンプ
そして、両腕はついにデュアルジェットエンジンに。
高さ・飛距離ともに大幅に向上しています。
安全性に配慮して特製のアーマースーツを装着。
燃料バックパックは、左右に分かれていてそれぞれ別に燃料を送り出す構造。
ソニー製のヘッドアップディスプレイを装着。目の前に情報を表示させられます。
いよいよシックスジェットエンジンでのテスト。
パワーは絶大。安定性がアップしているのが分かります。
台の上から……
ふわりと浮遊。
しかし油断すると、転倒してしまいます。
浮遊のトレーニングを繰り返すブラウニングさん。
ついに、空中を飛行することに成功。
2年以上にわたって実験を繰り返してきたブラウニングさんは、地道な筋力トレーニングを続けてきました。
鯉のぼり。6機のジェットエンジンを安定して操るためには、このレベルの筋力とバランス感覚が求められるようです。
2年半の試験を繰り返した結果、今では12分間の空中浮遊に成功しています。ちなみに、これまでにかかった飛行スーツの開発費用は4万ポンド(約560万円)だとのこと。
ブラウニングさんは、石油メジャーBPのトレーダー。飛行スーツを開発するProject Gravityを立ち上げ、夢の空中飛行スーツの開発を続けています。
ブラウニングさんの父はヘリコプターメーカーで働く航空技術者で、発明家の道に進みましたが、夢かなわず自ら命を絶ったとのこと。父の夢を引き継いだブラウニングさんは、BPでの仕事を続けつつ、身につけるだけで飛行できるスーツの開発を継続しています。