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 ミュージシャンのGACKT(43)に一大スキャンダルが持ち上がった。2月2日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、知人女性に対する性行為や整形手術の強要疑惑、果てには肉体関係にあった女性が自殺未遂を犯す事態にまで至ったことを報じている。スポーツ紙記者は語る。

「GACKTは中性的なルックス、甘い声もさることながら、空手の黒帯で腕っぷしに自信があることを公言。海外の喧嘩祭りでモメた相手を締め落としたエピソードをメディアに披露するなど危険な雰囲気も人気の要素となっています」

『文春』の記事では、東日本大震災の復興支援活動を契機に知り合った被災地出身の元グラビアアイドルの女性と、2012年ごろから肉体関係になったとされる。女性の友人の証言として、運転手付きのシボレータホの後部座席で性的な行為を求めたり、別の女性がいるホテル室内で性行為を求め、3人でベッドを共にするといった“肉食”エピソードが明らかにされている。

「その他にも、この女性や“喜び組”同然の取り巻き女性のたちに対し、整形手術を受けるように指示。タメ口を許さず、『若様』と呼ばせるなどドSぶりをいかんなく暴露されており、これまで様々なスキャンダルが報じられてきたGACKTにしても最大級の衝撃度です」(週刊誌記者)

 結果的には、GACKTのマネジメント会社の社長が女性と交際するも、女性が婚約破棄されるかたちとなり、昨年末から今年にかけて2回も自殺未遂する事態に及んでしまった顛末も報道されている。

■投資失敗で3億円豪邸が水の泡

 GACKTといえば、先月に芸能界から引退を表明した江角マキコ(50)の不倫騒動でも名前が挙がった。というのも、江角の不倫相手と報道された男性らが運営する投資ファンドが昨年に警視庁に摘発され、被害者の中にはGACKTも含まれていることを『週刊新潮』(新潮社)などが報じている。

「GACKTは出資のために、時価3億円以上とも見積もられる都内の自宅を売却したとされています。この投資ファンドは113億円の投資金を集めましたが、現在は出資者から返金を求められてトラブルになっている。GACKTにも尋常ではない被害が生じていることは想像に難くありません」(スポーツ紙記者)

 性欲だけでなく投資欲も旺盛で、出資話に目がくらんで大損を喫したGACKT。そんな状況下で持ち前のドSぶりを暴露された格好だが、危険で魅惑的なキャラクターを保てたことは、せめてもの救いかもしれない。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。