もう中居の身体はボロボロ…?

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 昨年末で解散したSMAPの元メンバー、中居正広(44)を心配する声が各方面から挙がっている。中居は1月24日放送の『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)の収録を欠席。理由は気管支炎と肺炎の併発で、1週間ほど入院したようだ。

「原因は過労です。働きすぎなんですよ。もともと、好きな食べ物は『どん兵衛』で、愛車もボロボロになるまで乗り続けることで有名な中居は、自分のことには執着がない。でも仕事に対しての執着は人一倍あり、昔は入院しても病院を抜け出して撮影に駆けつけるということもあったとか。それをメディアは美談として取り上げますが、まるでブラック企業の労働者ですよ。健康を害してまで働く必要はないのに、献身的で非常にストイックです」(芸能プロ幹部)

■気遣いによる“休めない病”か?

 そんな中居はスタッフへ心配をかけないために、手術や病気などの入院を隠して収録に臨むことも多いのだという。

「1993年の肺炎での入院、1999年の急性胃腸炎、2006年と2007年の盲腸、2015年には喉の腫瘍を摘出するなど、意外と怪我や病気が多いのが中居です。繊細なので、神経性の病気も多いのです。ベッキー(32)が『今まであった中の人で一番優しい』といったこともあるぐらいです。学生時代はクラスの目立たない子やいじめられている子にも優しかった。亡くなった飯島愛(享年36)も、AV界から転身した際、みなが偏見の目で見る中、彼だけは普通に接してくれて嬉しかったと語っています。細やかな気遣いができるため、入院のことはいつも事後報告なのです」(芸能記者)

 働かせ過ぎなジャニーズに、働きすぎの中居。中居をそこまで現場へ駆り立てるものは何なのか。会社員の過労死が社会問題となっている今、芸能人といえど例外ではないのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。