高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの これから、何する?」。1月19日(木)の生放送では、「ベスト3先生」コーナーに科学ジャーナリストの寺門和夫さんが登場し、「今、知っておきたい宇宙のナゾ」について教えてもらいました。



子どものころから星の観測や昆虫採集をするなど大の理科好きだったという寺門さん。

彼の話では、宇宙空間は「ダークマター(暗黒物質)」「ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」といった人間の目で見えない物質やまだ分かっていないものが95%も占めており、未だ解明できていないナゾがたくさんあるとのこと。そのナゾを探求していくことに魅了され、どんどんと“宇宙の世界”にのめり込んでいったのだとか。

そんな寺門さんが今、注目しているのは「重力波」。これは、100年前にアインシュタインが予言していた“時空のさざ波”と言われているもの。昨年ようやく重力の波が観測できたという発表があり、それにより「この重力波を使って宇宙のいろんな現象を調べることができるので、ブラックホールなどを解明する日がくるかも」と話し、2017年のノーベル物理学賞の最有力候補とも言われている「重力波」の解明に期待を寄せていました。

さらに寺門さんが熱く語ってくれたのが「月に水があるかもしれない」という説。水と言っても液体ではなく氷の状態で何億年もの間残っている可能性があるそうで、「この月のクレーターにある氷を溶かして使うことができれば、空気も水もないと言われている月面で生活できる日がくるかもしれない」と力説。これを聞いたたかみなは「漫画の世界のように移住なんてことも将来的にあるんでしょうか?」と興味津々。なんでも月には空気がなく昼間暑くて冬に寒く、人が住む環境としてはあまり適していないようで「人が住むという可能性としては、重力が地球の1/3ほどの火星のほうが高い。NASAの探査機が色々と調べているので、火星の新たな情報が飛び込んでくるかもしれません」と今年は惑星のなかでも“火星”に注目と断言! さらには「宇宙空間のホテルに滞在して観光旅行できる日は、おそらくここ20年のうちに実現すると思います」と予測。そんな宇宙トークにたかみなは「楽しい!」を連発し、「宇宙にはロマンがあってワクワクしますね! 頑張って働いて宇宙ホテルに行きたい!」と目を輝かせていました。

次回1月23日(月)は、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんをゲストにお招し、「トランプ政権」についてたっぷりとお話を伺います。お楽しみに!

【番組概要】

番組名:高橋みなみの「これから、何する?」

放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55

パーソナリティ:高橋みなみ

番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani

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聴取期限 2017年1月26日 AM 4:59 まで

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