高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。1月18日(水)の生放送では、「ベスト3先生」コーナーにフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんが登場し、「間違いだらけのストレッチ」について教えてもらいました。



お正月の風物詩「箱根駅伝」でメンタルとフィジカルの両面を指導するスポーツトレーナーとして青山学院大学の3連覇に貢献した中野さん。その他にも、リオ・オリンピックで卓球の福原愛選手に同行するなど、その指導法は折り紙付き。

この日は「ストレッチは筋肉を伸ばすために行うものではない」「過剰な柔軟性はかえって不健康になる」「ストレッチはねじりを入れないと効率よく伸びない」など、次から次へとストレッチのイメージを根底から覆す言葉が中野さんの口から飛び出し、これを聞いたたかみなは驚くばかり。

中野さん曰く、筋肉はゴムのように自由自在に伸び縮みするのではなく、ロープのようなもので伸びないのだとか。つまり、“柔軟性がある人=筋肉が長い人”であり、筋肉を長くすることによって、柔軟性がアップするとのこと。「ストレッチ以外に筋肉の長さを長くする方法はありません。よく酢を飲む人がいるとか聞きますが、いくら酢を飲んでも柔軟性は上がりません(笑)」ときっぱり。

また、中野さんが警笛を鳴らすのは“過剰な柔軟性”。「体が柔らかいと怪我をしづらいというのは正しい。スポーツや運動、ダンスなどをする人は適応する柔軟性が必要ですが、一般の方の関節には適度な柔軟性があるんです。180度開脚できるといいとよく耳にしますが、一般の人がそこまで過剰な柔軟性を上げてしまうと、股関節が緩くなり加齢とともに筋肉が落ち股関節を痛めやすくなるんです」と解説。なんでもストレッチで間違った方向に伸ばしてしまうと、靭帯が伸びたり軟骨をつぶしてしまうなど怪我に繋がることもあるそうで「ちゃんとした指導者のもとに正しいストレッチを行ってほしい」とアドバイス。たかみな自身も誤ったストレッチをしていたようで、「一度ちゃんと教わってから続けることが大事ですね」と大きく頷いていました。

そして、最後には中野さんの指導のもと「正しいストレッチ」を実践! 筋肉はほぼまっすぐついておらずねじれているため、ストレッチをするときは“ひねり”を入れることで効率よく伸び、伸びる範囲も大きく変わるのだそう。肩こりによいとされるストレッチを実際にやってみたたかみなは「あ〜気持ちいい〜♪」と“ひねり”ストレッチの違いに驚きの声をあげていました。

ちなみに、中野さん厳選のストレッチをまとめた著書「世界一伸びるストレッチ」が発売中(15万部突破!)なので、気になる方はこちらもぜひチェックを。

次回1月19日(木)は、科学ジャーナリストの寺門和夫さんをゲストにお招し、「今、知っておきたい宇宙のヒミツ」についてたっぷりとお話を伺います。お楽しみに!

【番組概要】

番組名:高橋みなみの「これから、何する?」

放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55

パーソナリティ:高橋みなみ

番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani http://www.tfm.co.jp/korenani

番組SNS:

LINE=@korenani

Twitter=@KoreNaniTFM

Instagram=korenanitfm



----------------------------------------------------

この記事の放送回を『radikoタイムフリー』で聴くことができます(1週間限定)。

(スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/)

■番組聴取は【コチラから http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20170118130000】(無料)

聴取期限 2017年1月25日 AM 4:59 まで

※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。

----------------------------------------------------