一年の始まりの月。占いやおみくじが気になる人も多いのではないでしょうか。気軽におみくじを引いたものの、良くない結果に肩を落としたりすることもしばしば。今回はおみくじを引いた後のお話です。


木に結ぶのはNG?「おみくじ」の正しい捨て方教えます



初詣や厄払いに神社仏閣へ行ったとき、その年を占うために引く「おみくじ」。
何が出ても動じないぞ!と思っていても、ついつい一喜一憂してしまいますよね。
皆さんはそのおみくじ、引いた後はどうしていますか?

境内や木に結ぶという方、多いかもしれませんね。
江戸時代も引いたおみくじは木に結び、神様とのご縁を作ったと言われています。
もし凶が出てしまったら、効き手とは反対の手で結べば凶が吉に転じるという言い伝えもあり、あまり良くない結果だった人が結ぶ傾向にあるようです。

ですが実は、現代では木に結ぶことで神社が困っているという話も。
たくさんの紙を結ぶことで、ご神木の成長を妨げてしまうのだそうです。
神社によっては、おみくじの持ち帰りをお願いしているところもあるそう。
専用の棚を用意してくれている神社もあるので、そこならばOKです。

木に結べないとなると、持ちかえることになるおみくじ。
でも、ちょっと困ってしまいますよね。
お守りではないのでずっと持ち歩くのも変だし、かといってポイっと捨てるのも気が引ける……。
特に「凶」や「大凶」であったら、なるべく早くにおサラバしたいもの。

一番いいのは、神社でお守りなどと共にお焚き上げしてもらうこと。
ですが、なかなかそんな時間もない、という方もいらっしゃいます。
そんなときはお浄めの塩と一緒に、袋に入れて捨てるといいそうです。
おみくじを捨てることに過度な罪悪感を持つ必要はないようですが、そこはやはり神様からのアドバイス。
なんだか気になるという方は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、おみくじは基本的に「何度引いてもいいもの」。
残念な結果が出てしまった人も、あまり気落ちせず次に期待しましょう!

文/岡本清香

TOKYO FM「シンクロのシティ」にて毎週月〜木曜にお送りしているコーナー「トウキョウハナコマチ」。江戸から現代まで、東京の土地の歴史にまつわる数々のエピソードをご紹介しています。今回の読み物は、1月18日放送「おみくじの捨て方、教えます」よりお届けしました。

<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/


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