欧州サッカー冬の移籍市場で日本から注目されているのが、ミランに所属する本田圭佑の去就だろう。複数クラブが興味を示していると言われる一方、ミランに残留する見通しだとする現地の報道もある。

すると、5日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では「密着!本田圭佑(30)移籍の真相とは」と題し、先月25日、クラブ経営発表のため、カンボジアを訪れた本田に行ったインタビューの模様を伝えた。

移籍の報道について「移籍を模索している途中だという状況は変わらない。これまでに幾つかオファーに近いような話もきているというのも事実」という本田だったが、これらのオファーについては「自分が行きたいようなプロジェクトを実行しているようなクラブではないので、その辺は幾つか断りも入れてます」と明かした。

さらに「とはいえ誤解してほしくないのは、そんなに高望みしているわけでもない」と続けた本田。「自分が一番注目しているのはプロジェクト内容。そのクラブがどういった理念で、プレーモデルでサポーターと一体になってリーグを戦おうとしているのか。先をどう見据えているのか。本当にそれ以上のものは別に要求してなくて、そのかわり、そこにはこだわりたい」と語った。

また、1月中の移籍について可能性を訊かれると、「どうですかね。こればっかりは片思いで成立するものでもないので」と前置きすると、本田は「いいニュースを届けられればなと。移籍するくらいいいニュースでも何でもないですけど、その可能性はあるということだけは間違いない」と続けた。