ベイダー卿とデス・スター! 最凶のタッグに来日キャストもタジタジ?

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 映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のジャパンプレミアが8日、六本木ヒルズアリーナで行われ、ギャレス・エドワーズ監督、主人公ジン役のフェリシティ・ジョーンズ、キャシアン役のディエゴ・ルナが出席、ライトセイバーを手にした約2,000人の熱狂的な『スター・ウォーズ』ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

 この日のイベントでは、帝国軍の宇宙要塞デス・スターが忽然とステージに出現。続けてダース・ベイダー、ストームトルーパーたちが登場すると、会場の熱気は最高潮に。そんな敵の“圧”にひるむことなく登壇したフェリシティは「こんな寒い中、足を運んでくれてありがとう」と語ると「皆さんのコスプレや、統一されたライトセイバーは最高です!」と満面の笑みを見せる。

 エドワーズ監督も、詰め掛けた多くのファンを前に「皆さんもご存知のとおり『スター・ウォーズ』シリーズは日本映画から生まれたものです。僕は日本の映画や文化が大好きで、その影響を受けて作った映画によって、アメリカやヨーロッパで良い評価を受けました」としみじみ。「でも日本に戻ってくると、僕がどれだけ日本映画の良いところを作品の参考にしているかがバレてしまいます。だからこそ恩返しをしたいと思って映画作りをしているのです」と日本愛を爆発させていた。

 そんな和気あいあいとした温かい雰囲気の中、ダース・ベイダーは背後からお約束の呼吸音で圧力をかける。ディエゴが「その怖い息遣いをやめてほしいな」と挑発すると、エドワーズ監督も会場を見渡しながら「今日はたくさんのジェダイが来てくれているので、ベイダーに勝てるかもしれませんね!」と追い討ちをかけていた。

 本作は、映画『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』へとつながるストーリーとして、帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪う任務を言い渡された反乱軍の最強チーム「ローグ・ワン」の活躍を描いた物語。本日のプレミアには日本人ゲストとして、中川翔子、リオデジャネイロオリンピックの女子重量挙げ銅メダリスト・三宅宏実選手、ラグビー日本代表選手らも参加した。(磯部正和)

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日より全国公開