独走劇で25年ぶり優勝の広島 1億円プレーヤー続々誕生の予感
2位の巨人に17.5ゲーム差をつけ、25年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた広島。25日に発表されたベストナインでは、投手タイトル2冠の野村祐輔ら球団最多の5選手が選出されるなど、オフも受賞ラッシュで賑わっている。
歓喜の余韻が続く裏で契約更改交渉もスタート。1年目の岡田明丈が1020万円増の年俸2520万円でサインする一方、一軍で無安打に終わった梵英心は5000万円減の4000万円でサイン。こちらは悲喜こもごもといった感じだが、今後はリーグ制覇に貢献した主力選手が続々交渉予定で、再び明るい話題を振りまいてくれそうだ。
さらに今季の年俸がともに8500万円だった菊池涼介、丸佳浩の1億円突破は確実。チーム打点王で今季6000万円だったベテラン・新井貴浩の1億円返り咲きも期待されており、5200万円だった野村、4200万円の中崎翔太、4100万円の田中広輔、1700万円の鈴木誠也らのアップ額にも注目が集まる。
同学年の野村、菊池、田中、丸を筆頭に、改めて20代の有望な若手が多いと感じる広島だが、過去には江藤智、金本憲知ら多くの選手がFAで流出し、昨オフは前田健太がポスティング制度でのメジャー移籍を果たすなど、高年俸選手を多く抱えきれない球団事情もある。
「それが広島という球団であり、一貫した運営スタイル」と言ってしまえばそれまでだが、これから本格化する“超暖冬”を、手放しでは喜べない鯉党もいることだろう。(金額はいずれも推定)

