三船美佳 The Jewelry of Legacy【image.tvデジタル写真集より

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 女優の三船美佳(34)が、離婚成立した元夫の高橋ショージ(58)に対して、「娘を2年半、会わせていない」といった仕打ちをしていることが大きな波紋を呼んでいる。“モラハラ離婚”で世間の関心を集めた元オシドリ夫婦に何が起きているのかーー。

 ことの発端は11月8日、高橋ジョージが自身のツイッターに投稿したつぶやきが大きなきっかけだった。それは愛娘の誕生日を祝うツイートで、「happy birthday!! 我が最愛の娘へ もう12歳なんだね。2年半会ってないね。このツイートを見てくれることを祈って、、、。パパより」という投稿だった。しかし、高橋2年半もの間、愛娘に会えていない状況が明らかにされるや三船への批判が集中する結果となった。

「このツイッターで三船の非情さがさらに浮き彫りになってしまった印象ですが、当初に比べて高橋への疑問の声も増えています。というのも離婚裁判での同意条件で、高橋の娘への面会交流は認められていない。その際、三船が年2回、娘のカラー写真を高橋に送る」という条件も飲んでいるんです。それを分かっていながら情に訴えて面会をアピールする姿が“男らしくない”と受け止められているようです」(スポーツ紙記者)

 三船と高橋は、16年余りの結婚生活を経た2015年1月に、離婚問題が公に。その際、三船が発した“モラハラ”という表現が話題となった。高橋の束縛ぶりなどが大きく取り上げられ、当時は高橋を批判する声が大きかったのも事実だ。それから1年ほどの離婚裁判を経て、今年3月に離婚が成立したが、そこで大きな争点になったのが「娘との面会交流」だった。

「三船が高橋に娘を会わせない理由として挙げているのは『子供が会いたがっていない』というものです。しかし、これは多くの離婚裁判で使われている“常套文句”で、実際に子どもがそう考えているのか、子どもに会わせたくないための口実じゃないのかといった論争が絶えません。実際に離婚を経験した人にとって身に詰まる話題なので、高橋のつぶやきは世間で大きな反響を呼んでいるのでしょう」(女性誌記者)

 三船が正しいのか、それとも高橋の嘆きを同情すべきなのか。賛否両論が渦巻いているが、元夫婦の感情的ないさかいに子どもが巻き込まれるのは避けてもらいたいものだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。