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 今年4月にフリーアナウンサーに転身した、元フジテレビの加藤綾子アナウンサー(31)が、11月6日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演し、フジテレビ退社とフリー転身の背景について語り、腹黒さが露呈したと話題を集めている。

 加藤は、自身がレギュラー出演していた『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、生放送中に意識を失って途中退席したことがあり、体の不安を感じたため自分の体調を優先する上で、フリーに転身したのだという。

 しかし、共演の古舘伊知郎(61)から「もし、フリーでめざまし続投を依頼されたら?」と問われ、加藤は「3時起きですよね…」と難色を示した。古舘は「倒れたのも最初から嘘だったのでは」と加藤に対し、疑いの目を向けた。これまでにも度々、腹黒い言動がクローズアップされていた加藤だけに、フジテレビ退社にももっと打算的な理由がありそうだ。

「デビュー当初からフジのエースアナウンサーとして人気の高かった加藤ですが、やや高飛車な性格もあり、ネット上などでも“タレント気取り”などと揶揄されています。フリー転身以後も、そのような態度が続いたこともあって、いよいよ業界内でも反感を買い始めているようです。腹黒エピソードが度々暴露されるのも、そのためでしょう」(テレビ局関係者)

 そんな加藤だけに、同業者であるアナウンサーにも“敵”は多いようだ。とりわけ、フジテレビの看板アナからフリー転身と、同じ境遇をたどっている“アヤパン”こと高島彩(37)の、加藤に対するライバル意識は相当大きいようである。

■あの大御所芸人も足蹴に?性格のキツさが今後の問題か

「高島は、6月に第二子を出産後約1ヶ月で現場復帰をし話題になった。これには当時フリーに転身したばかりの加藤に仕事を奪われるまいと、対抗意識を燃やしたためと言われています。加藤も同様、まだまだ子育てに忙しい高島を尻目に、自分は当分家庭には入らないと息巻いているようですね」(テレビ局関係者)

 また、一発で好感度が下がってしまう“熱愛報道”などのスキャンダルも、加藤にはほとんどない。関係者は「恋人を作るとしても、自分の今の立場にとってプラスになる人じゃなければ嫌だと、打算的に考えていると思う」と語っている。 

 そんな加藤の負けん気や性格のキツさは、様々な番組内でも表れているようで、同じレギュラー番組で共演している明石家さんま(61)からも、そのしたたかさを突っ込まれていたという。

「男の人にプレゼントをおねだりしたことはありますか?」という質問に「そんなこと言えないタイプなんで」と回答した加藤に対し、ここ数年、加藤の誕生日に欲しいものをプレゼントしていたさんまが激怒。番組でオンエアーとして使えないほど罵ったと明かしている。

 加藤はフリー転身前に、さんまに相談していたということもあり、今でもその関係性は深い。それだけに今回のエピソードも、さんまからのいわば“愛のあるツッコミ”だったのだろう。これから先、そんな信頼するさんまさえも敵に回してしまうことのないよう、加藤には正直な言動が求められているようだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。