ダグレイ・スコット

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ユアン・マクレガー主演の青春映画『トレインスポッティング』の原作者として知られるアーヴィン・ウェルシュ。彼の犯罪小説「Crime」がドラマ化されることが決まり、アクション映画『M:I-2』などで活躍するダグレイ・スコットが主演&製作総指揮を務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

2008年に出版された「Crime」は、「フィルス」(1998年)の続編で、史上最低の悪徳警官を描いたクライムコメディ。「フィルス」は2013年にジェームズ・マカヴォイ主演で映画化された。今回のドラマで主演を務めるダグレイは、映画でジェイミー・ベルが演じていたレイ・レノックス刑事に扮する。メインの舞台はマイアミとなり、レノックスのエディンバラ(スコットランド)での過去が回想シーンで盛り込まれるようだ。脚本は、原作者のウェルシュと、彼と長年のパートナーであるディーン・カバナが共同で執筆する。

ウェルシュとガバナは同作のドラマ化に興味を持っていたそうで、「暗闇の中で光の射す方角を目指す古典的な物語で、困難な出来事が主題ではあるが、希望をもたらす話だと思う」と述べている。ウェルシュの作品はたびたび映画化されてきたが、ドラマ化は本作が初となる。

ウェルシュの出世作となった『トレインスポッティング』には、ユアンのほか、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナーなどが出演。来年1月には続編の『T2: Trainspotting(原題)』が本国イギリスで公開される。(海外ドラマNAVI)