痩せ子はやってる!睡眠中も代謝UPして脂肪を燃やす「美習慣」3つ
特別なことはしていないのにスリムな女性、あなたの周りにもいませんか? 実はほんのちょっとの行動の差が積み重なって、無理しなくてもスタイルをキープできていたりするんです。
毎日運動する習慣をつければいいんでしょ? わかっていてもそんな余裕ないし……という人も大丈夫! 寝る前にある行動をすることで、睡眠中に代謝をあげて寝ている間に脂肪を燃やすこともできるんですよ。
そこで今回はエステティシャンの筆者が、寝ている間にも代謝をアップさせ脂肪を燃やす美習慣を3つご紹介します!
■睡眠中に脂肪を燃やすホルモンがある
睡眠は体を休めるだけでなく細胞が修復され、ホルモンの再合成が行われる大切な美容タイム。中でも肌の修復に関わる成長ホルモンは、脂肪の燃焼にも影響し、ダイエットに関係が深いホルモンです。
また、食欲を抑えるレプチンというホルモンは全身のエネルギーを促進し、体脂肪を減らす頼もしいホルモン。ただし、睡眠不足だとレプチンの分泌が減少し、代わりに食欲を増進させるグレリンが分泌されてしまいます。
つまり、このダイエットに有効なホルモンを十分分泌させるためには、質の良い睡眠が必要ということなんです。
■睡眠中に脂肪を燃やすための寝る前習慣
(1)ぐっすり眠るための準備を
食べてすぐ寝る行為や寝る前のスマホは、眠りの質を落としてしまう原因です。ぐっすり眠るためには食事をしてから3時間は空けて、スマホやPCは寝る1時間前にはシャットダウンしましょう。
また、寝る時はパジャマに着替えるのもオススメ。部屋着のまま寝る人もいると思いますが、着替えることで入眠儀式となり、パジャマ用の素材は肌触りや吸湿性を考えて作られているので、質の良い睡眠を助けてくれます。
(2)夕飯は“腸活”食材を
翌朝の便通をスムーズにするだけでなく、夜は副交感神経が優位になって腸が活発に活動する時間帯なので、腸が喜ぶ食材を夕飯にとって腸活をしましょう。
オススメの食材はヤセ菌が好む食物繊維、オリゴ糖、海藻、乳酸菌など。夜バナナや夜納豆、夜ヨーグルトがオススメです。
(3)寝る前1分の血流UPタイムを
ベッドの上で、ゆっくりストレッチをして体を伸ばしてから寝ることで、血流がUPし睡眠の質がよくなるほか、翌日に持ち越すむくみ具合が全く違います。
肩周りや腰、股関節をゆっくり伸ばしてから寝る習慣をつけると寝つきがよくなり、成長ホルモンの分泌もアップするようです。
ストレッチが続かない人は、体をぶらぶら揺らすのもオススメ。エステの施術でも揺らすことがあるのですが、体の力が抜けてリラックスでき、体が緩むので、ストンと寝てしまう方が多いですよ。
いかがでしたか? 質のよい睡眠をとることが、寝ている間に脂肪を燃やすカギといえそうです。睡眠不足や寝つきが悪い人は、寝る前の行動を見直すところからスタートしてみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。
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※ Piotr Marcinski / Shutterstock