秋のどんより不調を改善!オツカレ女子が押すべきツボ4選

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今年の夏は猛暑でしたが、9月に入ると朝晩は一気に秋らしくなってきました。この時期は夏の疲れが蓄積されて、自分でも気づかないうちに、いわゆる“夏バテ”状態に陥る人が多いようです。さらに台風も多く、降水量も多いので気圧が低く頭痛に悩まされる人も。そんなとき、ツボを押すことで症状を緩和できたらいいと思いませんか? 

そこで今回は、鍼灸師の筆者が、なんだかわからない“どんよりした不調”を少しでも軽くできるツボを教えます。自分でできる場所ばかりなので、ぜひ試してみてください。

■全身がなんとなくだるいときにオススメのツボ/気海(きかい)

病気でもないのになんとなくだるい、元気がでないときは“気海”を押すのがオススメ。このツボは、いわゆる“丹田(たんでん)”と呼ばれるツボとして有名です。場所はおへそから指2本下のところにあります。

さらに効果を実感したいときはお灸がオススメなのですが、ご自宅にないときはドライヤーを20〜30センチほど離して温風を当てるとじんわり温かくなってきます。その際は、ドライヤーの熱を近づけすぎて皮膚をやけどさせないよう気を付けましょう。

■胃腸の不快感、むかつきにオススメのツボ/足三里(あしさんり)

若いころは胃の不調なんてなかったのに、最近は胃がムカムカする時がある…。それは、ストレスからきている可能性があります。そんなときは、胃の経絡の代表的なツボ“足三里”を押すとよいです。場所は、ひざの下指4本分のところにあります。ここは少し強めに押しても大丈夫です。

また、胃腸の不調だけでなくむくみ、下痢などにも使えますよ。

■全身の気の流れを整えて内臓を元気にするツボ/湧泉(ゆうせん)

足の土踏まずのところにある有名なツボです。お風呂で行うのがおすすめで、熱めのお湯につかり、くるぶしくらいまで温めるてから押すと”気”も下がり、からだもほぐれます。

■頭が重いとき、痛いときにオススメのツボ/絲竹空(しちくくう)

頭が痛いとき、重いとき、目の疲れがあるときに無意識によく押さえるところがこの絲竹空というツボ。眉毛の外側、末端のふちにあります。あまり強く押さないのがコツ。優しくゆっくり押してあげましょう。

いかがでしたか? 寒暖の差がだんだんはげしくなってくるこの季節は免疫力が下がりがちです。日頃からツボを意識して早めのケアを心がけましょう。

【筆者略歴】

小西みわ・・・ 鍼灸師、よもぎ蒸しダイエットアドバイザー。女性専門サロン『美和鍼灸治療院』代表。東洋医学と美容を融合させた全身美容鍼灸が得意で、オーダーメイド施術を行う。せんねん灸セルフケアサポーター。ブログも好評。

【画像】

※ Antonio Guillem / Shutterstock