日本統治時代の建物に損傷  多目的施設建設業者に罰金=台北地裁/台湾

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(台北 15日 中央社)台北地裁は14日、台北ドームの建設工事によって隣接する松山文創園区の日本統治時代に建てられた建物に損傷が起きたとして、建設業者の遠雄グループに対して罰金75万8417台湾元(約244万7000円)の支払いを命じた。

台北市政府文化局は当初、工事で地盤が沈下し、建物が傾くなどの被害があり、当初入居を予定していたテナントが出店を断念せざるを得なかったとして246万8647元の賠償を求めていた。

遠雄側が今回の判決内容に不服の場合、上訴が可能となっている。

(王揚宇/編集:齊藤啓介)