会見では3カラットのダイヤが輝く婚約指輪を披露(2016年3月31日撮影)

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女優の藤原紀香さん(44)が歌舞伎役者・片岡愛之助さん(44)との結婚会見で披露した「関西弁」が、インターネット上でちょっとした話題になっている。

兵庫県西宮市出身の藤原さんは、24歳までを地元で過ごした生粋の「関西人」。だが、バラエティー番組やイベントでは標準語で話していることが多いため、会見映像を見て驚いた人も多かったようだ。

「本当に会われへんねや...あっ、会われない...会わ」

婚姻届を提出した翌日の2016年3月31日、2人は東京・帝国ホテルの「富士の間」にて結婚報告会見を行った。紋付きはかまと藤色の着物姿で登壇すると、約200人の報道陣に挨拶。出会いから結婚までの道のり、「梨園の妻」としての抱負、子供のことなどを終始笑顔で語った。

各局のワイドショーは会見映像とともに、その様子を詳報した。するとネット上には祝福の声が上がると同時に、

「紀香急に関西弁でわろた」
藤原紀香関西弁がすごい気になる」
「ちょいちょい出てくる紀香の関西弁にイラっとしつつ笑えてくる」
「なんで関西弁全開で会見したんだろ??」

とのコメントが相次いだ。

藤原さんは兵庫県、片岡さんは大阪府の出身。互いに関西人であることは1つのポイントになっていたようで、片岡さんは交際前の印象について「同じ関西出身なので、気を使わないでお付き合いができた」とも話していた。

そのため、会見でも自然と「素」が出たのだろうか。藤原さんは、片岡さんに対する思いや「梨園の妻」としての心構えを語る際、イントネーションや語尾が関西弁に。「同棲愛」報道が出た当時の心境を振り返る場面では、

「『もう会わないでね』って、事務所から言われた時に『あぁ、本当に会われへんねや...あっ、会われない...会わ、会えないんだ』と思いまして」

と、慌てて標準語に言い直し、恥ずかしそうに笑っていた。

「脳内で友近で再生される」

関西弁を織り交ぜながら話す藤原さんを見て、ある人物の顔がオーバーラップした人も少なくなかったようだ。モノマネ芸でおなじみ、友近さん(42)である。

以前から藤原さんのモノマネを披露している友近さんは、地元の話をする時は関西弁を使いまくる――というネタも盛り込んでいた。少し前まで標準語で話していたと思ったら、急に「で、私って関西出身やねんけどー関西に帰ると、『紀香おかえりー!』って、街全体が言ってくれてるような気がすんねんなー」といった具合だ。

そのため、本人の関西弁は聞いたことがなくても、友近さん扮する「紀香」の関西弁は知っている――という人たちは、今回の会見を見て、

「脳内で友近で再生される」
「紀香が関西弁使う度、友近が頭の中にちらつくのはきっと私だけじゃない」
「紀香の関西弁、なんか見たことあると思ったら友近じゃねーか!」

とのコメントをネット上に続々と寄せた。

中には「友近の会見ネタ、心から待つ」と、結婚会見をテーマにした新ネタに期待を寄せる声も上がっている。