iPhoneの会話も記録できる！振り込め詐欺防止やボイスメモになるケースがまもなく発売
会話を録音できるiPhoneアプリもあるが、音質が悪かったり、いざというときに録音できてなかったりと使い勝手はイマイチだ。さらに通話前にアプリを起動しておいたり、通話中にアプリを起動したりしなくてはならない。やってみると面倒で、録音を逃してしまうことも多い。
イスラエルで開発された「JIC」（Just In Case）は、iPhoneのケースに録音機能を内蔵している便利なアイテムだ。一つで会話もメモも即座に録音できるという。
通話中もすぐに会話の内容を録音できるJIC
JICのケースの裏側には、2つのボタンが搭載されている。上のボタンは、録音ボタンだ。
iPhoneで通話中に相手の声を録音したいと思ったとき、このボタンを押せば即座に記録が開始される。録音された内容はJICに挿入したマイクロSDカードに保存される。メモリカードに保存されるので、あとからパソコンなどにコピーすることも可能だ、
そして中央にあるのが再生ボタンだ。ボタンを押せばすぐに録音した内容を背面のスピーカーから聞くことができる。録音ファイルが複数ある場合は、最新のものから自動的に再生してくれる。再生中にボタンを再度押せば、次の録音内容を聞くことができる。複数の録音があっても、ボタンを押せば次々に再生できるのである。
録音開始ボタンや再生ボタン、スピーカーを搭載。録音はメモリカードに保存
最近は振り込め詐欺など電話によるトラブルが後を絶たない。スマホでも通話している相手との会話を録音しておく必要性も増しているのではないだろうか。そんな時も、ボタン一つで録音できるJICなら簡単に相手の声の記録も簡単だ。
また電話で住所や連絡先を教えてもらう時も、JICを使って録音しておけば通話しながらメモを取る必要も無い。ほかにも、「誕生日おめでとう」などといった、子供や恋人からのうれしい想い出の通話も残しておくこともできる。
さて通話内容を録音できるだけでもとても便利なJICだが、それだけではない。
JICは、とっさのボイスメモとして録音をすることもできるのだ。
たとえば急に買物を思いついたり、TVのコマーシャルを見ていて製品が気にいったりときなど、JICの録音ボタンを押してiPhoneに話しかければ、それもボイスメモとして残しておけるというわけだ。
普段思いついたメモや友人との会話なども録音できる
JICはクラウドファウンディングサービスのIndigogoで製品化のための出資を募集し、すでに目標額を越える金額を集めた。
今年5月に発売される予定で、価格は45ドルの予定。
ケースの色は赤、黄、青、緑、黒と5色揃っている。
ぜひ、日本での発売にも期待したいところだ。
山根康宏
