人気とともに増加傾向にある「ネコカフェ」。都内でも、渋谷・秋葉原・下北沢と人が集まるエリアでは何店舗もあり、海外進出もしつつあるとか。ネコ好きはもちろん、もふもふのネコに癒されたいという理由で行く人も多いようだ。

もし、ネコカフェよりも自然体でマイペースなネコたちと触れ合いたという方には、少し足を伸ばして群馬県吾妻郡にある「ネコの家」に行くことをおススメする。群馬県の山間にあり、近くには草津温泉・沢渡温泉・四万温泉がある地域だ。


群馬県の中心地である高崎駅から電車で40分ほど。さらに最寄り駅のJR吾妻線中之条駅からは車で約20分。高崎駅は、湘南新宿ラインも通っているため、新宿駅・渋谷駅から1本で向かうことができる。
群馬県の奥へ奥へ草津方面へと進んでいく。


こちらの「大岩フラワーガーデン」の看板を目印に入っていこう。





園内に入ってすぐのところに、ネコの家がある。入室料(大人300円・子ども200円)をこちらの猫ボックスに入れよう。



お金は約60匹いるネコのトイレ代(年間30万円)に充てられるほか、エサ代・お医者さん代になる。

ネコは元々「大岩フラワーガーデン」内に放し飼いされていたが、園内にレストランを建設するにあたり、「ネコの家」を造ったそうだ。現在は各地で保護されたネコが大半を占める。


外から覗くと、人間が来ただけで駆け寄ってくるネコたち。ネコカフェにあるようにエサで釣っている訳ではなく、食べたいときに自由に食べられるように中に置いている。人を信用しているキュートな猫たちなのだ。


写真は苦手なようでそっぽを向かれてしまう。でも、人間を信用しているため逃げない。


広さは8坪もあり、中にはベッドや遊び道具もある。


美しい色合いのネコちゃん。2匹はちょっとマイペースなようだ。


中には抱きつこうとしてくれるネコちゃんも。とても甘えん坊。


隣には、ロバ・ヤギ・イヌがいる。近づくといっせいに吼えるがイヌ好きはぜひこちらも行ってみよう。1匹が吠え出すと、全ワンちゃんが吠え出す連携力はお見事だ。


夏場のひまわり畑の写真を見せてもらった。


冬場はオフシーズンだが、春には菜の花やポピーが夏場は山一面にヒマワリが咲く。レストランもあるので、1日中楽しめる場所になっている。ネコを含めさまざまな動物たちが出迎えてくれるので、シーズンに関係なく、ぜひ会いに行きたいものである。
(松岡佑季)