足跡を見ると、その跡の主かはだいたいわかりますよね? 男なのか女なのか、大人なのか子どもなのか……。
一方で、この足跡。きっと猫ちゃんのものに見えてしまうでしょう。


違うんです。これ、傘なんです。

オンラインショップの「fu-bi(フウビ)」が発売しているのは、その名も『肉球スタンプ 傘キャップ』(税込980円)。傘の先端やハンドルに付けるキャップが、肉球デザインになっているのです。

これ、傘の先端に付けたとしましょう。そして、どこかの壁に立てかけたとします。キャップはシリコン素材でできているため、すべり止めの役割になる。要するに、ズルっとすべりにくくなるのです。


もしくはこのキャップを持ち手側にはめてあげ、テーブルに引っ掛けてもすべり止め代わりになる。倒れて、拾って、また立てかけて……という面倒な手間が省ける一品です。

しかし今回紹介したいのは、その機能じゃない。この肉球を付け、雨の日の地面に置いたとします。そして、雨が上がった。道が乾いた。こうなってから乾いたアスファルトへ接地したら、見事に猫の足跡が残るわけですよ!



「この"肉球キャップ"は、やはり女性の方が多く購入されている印象です。もちろん、お子様にもすごく喜んでいただける商品だと思います」(fu-bi代表・鈴木さん)

この"肉球キャップ"は6月の梅雨期より発売がスタートしており、現在までに約1000個を売り上げているそう。とはいえ、雨季シーズンが過ぎても活躍の場はやって来るでしょう。

「雨の日だけでなく、雪や土で押し付けても猫の足跡を作ることができますよ!」(鈴木さん)

なるほど。砂浜や砂場のような乾いた砂地でも跡はつくので、お子様の遊びなどにも使えそうです。

ラインナップはオレンジ、グリーン、イエロー、ピンク、ブルーの5色を展開。


足跡に色は付かないので、傘とマッチするかどうかで選んでください。
「人気のカラーは、ピンクとブルーになっております」(鈴木さん)
S、M、Lと3サイズがあり、一般的なビニール傘にはまりやすいのはLサイズ(直径15.5〜18mm、深さ35mm)だそうです。

主に「可愛い!」という反響が同店には寄せられているそうですが、それはもう言うまでもない。傘を持っているはずが、後ろを振り返ると、なぜか猫を散歩させている気分になります。
(寺西ジャジューカ)