ジエゴ・コスタ弾で勝利のチェルシーが連敗を3でストップ《プレミアリーグ》

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▽チェルシーは21日、プレミアリーグ第13節でノリッジを本拠地スタンフォード・ブリッジに迎え、1-0で勝利した。

▽モウリーニョ監督が不在だった前節ストーク・シティ戦を0-1で落とし、リーグ戦3連敗中の16位チェルシー(勝ち点11)は、ストーク戦のスタメンから3選手を変更。負傷していたイバノビッチが先発に復帰し、アタッカーのケネディが左サイドバックで先発となった。そして2列目は右からウィリアン、アザール、ペドロと配した。

▽前節スウォンジーに1-0で勝利し、連敗を4で止めた15位ノリッジ(勝ち点12)をホームに迎えた一戦。自陣に引くノリッジ相手にポゼッションするチェルシーは10分、アザールの突破からセスクが最初のシュートに持ち込むも枠の上に外れてしまう。さらに13分、右CKからテリーがボレーシュートで狙ったが、わずかに枠の右へ。

▽その後、レドモンドにGKベゴビッチを強襲するシュートを浴びせられたチェルシーだったが、直後にウィリアンがGKを強襲するシュートを放つなど攻勢を続けていく。すると25分にも決定機が訪れる。ボックス左のペドロの折り返しをジエゴ・コスタがダイレクトでシュート。しかし枠の上へ外してしまった。

▽押し込み続けるチェルシーは38分にジエゴ・コスタがボックス内でバソングに倒されるも、ノーファウルの判定が下される。そして42分のピンチをテリーが身体を張ったシュートブロックで阻止すると、直後のカウンターから決定機を迎える。だが、ボックス右からジエゴ・コスタが決定的なシュートを放つも、GKルディのビッグセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。

▽後半も攻め込んだチェルシーは、50分に右CKからズマがボレーシュートに持ち込んだが、枠の上へ外れてしまう。その後も敵陣でプレーし続けたチェルシーではあったものの、自陣で守備ブロックを形成するノリッジを崩しきれない状況が続く。

▽それでも64分、セスクのクイックリスタートに反応したジエゴ・コスタが、ディフェンスライン裏に抜け出してボックス左に侵入。DFをかわして狙い済ましたシュートをゴール右に流し込み、チェルシーが先制した。

▽さらに67分にウィリアンのFKにズマが合わせたシュートがバーを直撃して追加点のチャンスを迎えたチェルシーが、73分に3枚代えを敢行したノリッジ相手に試合をコントロール。試合終盤にかけても敵陣でボールを保持し続けて時間を進めていったチェルシーは、85分のマティッチのシュートは相手GKの好守に阻まれて追加点こそ奪えなかったものの1-0で勝利。連敗を3で止めている。