スマートグラスVuzix M100に鯖江の老舗製メガネフレーム、日本人向けに共同開発

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米国のスマートグラスメーカー Vuzixが、鯖江の老舗眼鏡メーカー三工光学との共同開発による日本人向けメガネフレームを発売しました。片目用のAndroidスマートグラス Vuzix M100を左右のつるに取付けて使用します。

M100本体付属の保護グラスよりも平均的な日本人にフィットしやすいほか、通常のメガネのようにユーザーの視力にあわせたレンズへの交換も可能です。

Vuzix M100には標準で安全グラスが付属するものの、あくまで現場作業などに向けた防護メガネでサイズも大きめでした。今回新たにアクセサリとして加わったメガネフレームは、単独でも違和感なく着けられるすっきりしたメガネそのもの。付属のマウンタを左右のつるに通してM100を取付けて使います。専用デザインのため、前後にスライドして調節しやすいこともポイントです。

Vuzix Corporation は米国企業ですが、今回の製品はめがねのまちとして知られる鯖江の老舗メーカー三工光学との共同開発による日本人向け設計。販売も日本国内が先行します。Vuzix Shop では7月14日より税抜1万2000円で販売中です。

(トップ画像は5月に秋葉原で開催したEngadgetウェアラブルファッションショーのため、Vuzixからお借りした試作品を着用したモデル。平均的な日本人よりもかなり小顔なのでやたらと大きく見えますが、メガネフレームは汎用の一般的なサイズです。

Vuzix はコンシューマー向けビデオアイウェアも販売しているものの、M100は原則法人向け・業務向け。さすがにVuzix 公式の広告写真ではありません。念のため