1奪三振含む3者凡退に「完璧に投げた」、本人も「勝ったから嬉しい」とツイート

 レッドソックス上原浩治投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのアスレチックス戦の9回に登板。1奪三振を含む3者凡退に抑え、4−2での勝利に貢献した。今季初の3連投で13セーブ目を記録。4日のツインズ戦では4失点で敗戦投手となったが、2夜連続のセーブで完全復活をアピールした。

 2点リードで迎えた9回、守護神の出番がやってきた。レッドソックスの公式ツイッターは「チームウエハラがレッドソックスの4−2リードで登板だ。サンドストーム、キュー!」と指示。上原の登場曲としてお馴染みの「サンドストーム」のスタートをスタジアムDJに合図すると、フェンウェイパークに乗り響く電子音とともにファンは拍手を送り、上原の登場を盛り上げた。

 3試合連続の登板となった不惑の守護神は、危なげないピッチングを披露する。先頭打者のマンシーは4球目の87マイル(約140キロ)のファストボールで空振り三振。続く、カンハは3球目のファストボールでライトフライに打ち取ると、ラストバッターのソガードは79マイル(約127キロ)のスプリットで二ゴロに仕留めた。

 ESPNは、速報で守護神の投球を「コウジは冷静沈着」との小見出しで称えた。「3試合連続で、7日間で5試合目の登板となったが、40歳のレッドソックスのクローザー、コウジ・ウエハラは9回を完璧に投げた。下位打線を三者凡退に仕留め、12球(実際は11球)で13セーブ目を記録した」と絶賛している。

 上原本人も試合後にツイッターで「はぁ〜〜、疲れた(^^;; 勝ったから嬉しいね (o^^o)」とつぶやいた。

 この日は11球を投げ、ストライクは7球。上原は2勝3敗13セーブ、防御率2.37としている。