古巣を相手に10セーブ目を挙げたレッドソックス・上原浩治[Getty Images]

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○ レッドソックス 4 - 3 レンジャーズ ●

<現地時間5月19日 フェンウェイ・パーク>

 レッドソックスの田沢純一と上原浩治は現地時間19日、本拠地でのレンジャーズ戦にそれぞれ登板。8回を田沢、9回は上原でリードを守りきり、チームに勝利をもたらした。

 レッドソックスは、初回にオルティスの適時打で幸先良く先制点を挙げると、5回にはオルティスの6号ソロなどで2点を追加。4-0とリードを広げる。

 投げては先発のマイリーが7回2失点の好投を見せ、リリーフ陣に後を託した。

 マイリーからのバトンを受け、8回からマウンドに登った田沢。今シーズン19試合目の登板となった鉄腕は、先頭のベルトレを94マイル(約151キロ)の速球で空振りの三振に斬って取ると、続くブランクスはスライダーを振らせ、連続三振。最後はモアランドを一ゴロに打ち取る完璧なリリーフで、守護神の上原に繋ぐ。

 4-2と2点リードの9回は、もちろん守護神・上原が登場。ところが、先頭のマーティンに一発を浴び、たちまち1点差に。さらに二死から秋信守にサードへの内野安打を許して同点の走者を背負ったが、最後はアンドラスを速球攻めで右飛に打ち取り、試合終了。レッドソックスがなんとか逃げ切った。

 田沢は今シーズン19試合目の登板を、1回2奪三振無失点で飾り、これで8試合連続の無失点。防御率を1.47とした。

 上原は現地時間4月25日のオリオールズ戦以来となる被弾と失点も、なんとか後続を斬って今シーズン10セーブ目。防御率は2.08となっている。