大阪偕星学園vs上宮太子
田端拓海主将(大阪偕星学園)
｢ピッチャーが頑張っていたので、何とか1本打ちたかった｣と話した大阪偕星学園の4番で主将・田端 拓海(3年)。
上宮太子に1点差と詰め寄られた8回に、一死一、二塁からレフトへタイムリーを放った。ここから打線が繋がり、五連打などでこの回一挙5点。先発した左腕の光田悠哉(3年)を楽にするとともに、初めての決勝進出への勢いをつけた攻撃となった。
田端は9回にもライトへタイムリーを放ち、2安打2打点の活躍。｢いつもここという所で一本を打つ。精神的に強いですし、頼れる主将です。よく練習をするので、結果が出たんでしょうね｣と山本�心篤弔蘯臂�の活躍を褒めた。
投げては光田が7安打2失点で完投。左腕からキレの良い球を投げ込み、三振を10個奪った。キャッチャーでもある田端は、｢低めに決まっていて、受けていて気持ち良かったです｣と左腕のピッチングを絶賛した。
準々決勝から中2日で迎えたこの日の準決勝。ただ大型連休の厳しい日程を勝ち抜いてきたことで、｢みんなが一丸となれている｣と練習でのモチベーションが最高であることを話す田端主将。
決勝は府内公式戦29連勝中の大阪桐蔭が相手だが、｢勝ちます｣とナインの気持ちを代弁した。
